最終回目前、「まんぷく」姉妹が恋に猛進!?岸井ゆきの&深川麻衣が“奔放な”イマドキ女子を熱演!
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の最終回はいよいよ明日。安藤サクラ演じるヒロイン・立花福子の姪っ子役として、ドラマの中盤から登場しているのが、岸井ゆきのと深川麻衣だ。姉妹を演じている岸井と深川は、それぞれ叔父・萬平のもとで働く男性たちと恋愛結婚し、円満な家庭を築いている。そんな2人が4月19日(金)公開の映画『愛がなんだ』では、恋愛適齢期真っ只中のイマドキ女子たちに扮している!
『愛がなんだ』は、人気作家・角田光代の同名小説を『知らない、ふたり』(15)、『パンとバスと2度目のハツコイ』(17)などの今泉力哉監督のメガホンで映画化したラブストーリー。28歳の山田テルコ(岸井ゆきの)は、マモル(成田凌)に一目惚れしたことから、彼中心の生活になってしまう。ひたすらマモルを最優先していた彼女だが、肝心のマモルはテルコに対して素っ気ない。突然マモルからの連絡が途絶えた数か月後、ふいに呼び出された先にはマモルの隣に見知らぬ女性がいて…。
本作で岸井が演じるテルコは、成田演じるマモルを盲目的に愛するアラサー女子。マモルに一目惚れしてからというもの、会社の電話は取らなくてもマモルからの着信にはすぐ応答したり、どこにいても彼のもとへ駆けつける都合のいい女に…。果ては勤めていた会社をクビになってしまい、後悔するかと思いきや“これ幸い”とばかりにマモルの家の雑事を嬉々としてこなしてしまう。
一方、深川が演じているのが、そんなテルコの唯一の友人である葉子。男に苦労した母親の反動から自身は自由奔放に生きる彼女は、先約を放り出して急に誘われたイベントに駆けつけたりと、周囲の男性からはちやほやされている。テルコとは真逆でかなり要領が良く、自分を慕うカメラマン志望の年下男を弄んでいる節もある。そんな移り気な態度を取りつつ、ときおり見せる物憂げな視線がなんともセクシーだ。
周囲の男性との関係と、自身の恋愛観との間で揺れる2人。「まんぷく」の清楚でかわいらしいイメージを一新させた、岸井と深川の姿を、ぜひスクリーンで見届けてほしい!
文/トライワークス