テリー伊藤がドキュメンタリーで金儲け!?

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テリー伊藤がドキュメンタリーで金儲け!?

テリー伊藤初監督映画『10億円稼ぐ』(公開中)の渋谷ジャック最終地点である公開劇場、渋谷シネクイントにて初日舞台挨拶が行われた。

本作は、演出家・テリー伊藤が初監督を務めた異色ドキュメンタリー。10億円稼ぐことを目標にしたプロジェクトの行方を2年半にわたって追い続ける。

公開を記念して映画から生み出された「ナニティー70ハート」の商品を実際に販売している渋谷の6店舗と、映画が公開される映画館の計7ヶ所をテリー伊藤とハローワークス(真崎麻衣、宮脇詩音、稲森寿世、光上せあら、杉浦亜衣)らが回った。そして最終地点である渋谷シネクイントの公開初日は、立ち見が出るほどの大盛況に。テリー伊藤と懇親が深い土屋敏男(日本テレビ)、林家たい平、ラッキィ池田、TIM(レッド吉田、ゴルゴ松本)、高橋がなりらも初上映に駆けつけるなど、満員御礼の公開を迎えることとなった。

本作の製作についてテリー伊藤は、「映画は普通脚本があるけど、僕は“元気が出るテレビ”とか“ねるとん紅鯨団”とか、ドキュメンタリーバラエティを得意として作ってきたので、脚本があるものよりも向いていると思った。楽しいドキュメンタリーを作りたかった。お金儲けをドキュメンタリーで作れないかと思って、この映画を作ったんです。そして相棒を探し、オーディションをして、そんな中でこの5人が一番幸が薄い5人なんです。完全に落ちこぼれます。または、落ちてます。この5人が逆にいとおしくなり、2年間頑張ってみようと思ったのがスタートです」とコメント。そしてハローワークスの5人は本作の見どころを、「今日は本当にありがとうございます。この映画はみんなで2年間頑張って作ってきました。笑いあり、涙ありの作品なので是非見てください」(真崎)、「最初、正直10億円稼ぐなんて信じられなくて、不安でした。稼げるかどうかは私たちの頑張り次第だと思ってやってきました」(宮脇)、「ここに入ってきた時、観客の皆さんがこの映画のために足を運んできたと思うと涙が出そうです。セリフも台本もなく、がむしゃらでやってきました。私たちの姿を見ていただくことで誰かの背中を押せればいいなと思います」(稲森)、「たぶんこの世の中で稼ぎたいと思わない人はいないと思うんです。

最初はじゃがいもみたいな顔していた私たちだったけど、次第に目に意思が出てきてここまでやってこれたと思います。今、就職難ですが、一緒に頑張っていきましょう」(光上)、「デビュー直前からの参加だったのですが、ダンスパフォーマンスが一番印象深いです。その部分を是非見てください」とそれぞれが語った。

舞台挨拶終盤、舞台上にバズーカーが登場。バズーカーの中には、出演者が書いたサイン入りTシャツが入っており、バズーカーから発射されたTシャツを取った人にプレゼントすることに。テリー伊藤の「いくぞ~!1、2、3!」という合図と共にバズーカーからTシャツが発射された。観客の方がTシャツをキャッチし、「やった~!」という歓声が沸くなど、テリー伊藤らしい演出が見られる舞台挨拶となった。【Movie Walker】

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