福山翔大&山本涼介、ウーディネ映画祭上映決定に喜び!「この景色目に焼き付けたい」
青春映画『JK☆ROCK』の初日舞台挨拶が4月6日に新宿バルト9で開催され、福山翔大、山本涼介、小林亮太、熊谷魁人、DROP DOLL(チヒロ、ユイナ、ユキノ)、六車俊治監督が登壇。イタリアで行われるウーディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門での上映決定が発表され、福山が「イタリアの方にどう届くのか。どういう反響があるのか気になります」と喜びを語った。
本作は、自身の所属するロックバンドの解散をきっかけに、音楽を捨ててくすぶっていた主人公・丈(福山)が、指導をすることになった初心者女子高生バンドのひたむきな姿を通して、情熱を取り戻していく姿を描く青春映画。
ステージでは、主演を果たした福山の口から「イタリアで開催のウーディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門にて、『JK☆ROCK』の上映が決定いたしました!」と発表。「ウーディネ」との地名を「言えるように、裏でずっと練習した。言えてよかったです」と安堵の表情を見せて会場の笑いを誘いながら、「イタリアの方にどういう反響があるのか気になります。監督は行かれるんですか?(僕も)行きたいですねえ」と前のめりにコメント。山本も「どういうリアクションをするのか、気になります。その場にいたかった。スケジュール、あけますけど」とうらやましそうに語っていた。
劇中で、バンドの人気を二分する役柄を演じた福山と山本だが、2人が観客からの質問に答えるひと幕も。女性の観客から「今年が学生最後の年になります。学生時代にやっておいたほうがいいことがあれば、教えてください」と聞かれると、福山は「僕は高校時代に友だちと遊んでいないので、それだけが後悔していること。できるだけ友だちと遊んでおいたほうがいい。同窓会って、友だちと遊んでいないと呼ばれない」とさみしい過去を吐露しながら、アドバイス。
一方の山本は「僕は友だちと遊びすぎていた」とニッコリ。「高校生の特権って、制服。制服デートや制服ディズニーとかは、高校生でなければできない。やっておいたほうがよかったかなと思っています」と語りかけていた。
最後に福山は「初主演映画の初日舞台挨拶は初めて。こういう機会は、僕の人生では今日が最初で最後」と記念すべき日になったことを告白し、「この景色を目に焼き付けて、今後の俳優人生を頑張っていきたい」と奮起していた。
取材・文/成田 おり枝