板垣瑞生の初主演作『初恋ロスタイム』から、せつない恋を予感させる特報が到着!

映画ニュース

板垣瑞生の初主演作『初恋ロスタイム』から、せつない恋を予感させる特報が到着!

仁科裕貴による同名小説を、板垣瑞生、吉柳咲良、竹内涼真らで実写映画した『初恋ロスタイム』が今秋9月に公開となる。このたび、青春の甘酸っぱさとせつなさを感じさせる特報映像が解禁された。

主人公の浪人生・相葉孝司は、ある日“世界の人、モノ、あらゆるものが突然静止する”という不思議な現象に遭遇する。時刻は12時15分。孝司だけがなぜか動くことができ、街に繰り出すと自分の他にもう一人動くことのできる少女・篠宮時音に出会う。やがて2人は、毎日12時15分に1時間だけ起きる、その不思議な時間を“ロスタイム”と名付け、楽しむようになっていくが、そのロスタイムにはある“秘密”が隠されていたのだった。

幼い頃母親を病で亡くした経験から、諦め癖のついた無気力な日々を送る主人公を演じるのは、ボーカルダンスグループM!LKの板垣瑞生。映画デビュー作『ソロモンの偽証』(15)で日本映画批評家大賞新人男優賞受賞をするなど、その演技が高く評価され、本作で初主演をつとめる。

ロスタイム中に動くける少女には、歴代最年少で第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」グランプリを受賞、ミュージカル「ピーターパン」10代目主演にも大抜擢された吉柳咲良。

また、2人の遭遇する”ロスタイム“という現象を過去に経験し、この現象の真実を知る重要なカギを握る、本作のもう一人の主人公とも言える医師役を竹内涼真が演じるほか、石橋杏奈、甲本雅裕ら実力派俳優がしっかり脇を固める。

解禁された映像の冒頭では、竹内演じる青年医師が「昔ね、時間が止まったことがある」と、過去自分の身に起きた、自分以外の世界が静止するという不思議な現象について語り始める。その時に出会った“大切な人”の存在を思い出しながら話す彼の語り口は、“ロスタイム”の間だけの恋という、本作の物語へと引き込んでくれる。

1時間の“ロスタイム”を一緒に過ごす度に、2人の距離は徐々に近づいていき、今回の特報では二人が顔を寄せ合うキス寸前のシーンもお披露目。孝司は「ロスタイムじゃない時も会いたい」と時音に思いをぶつけるも、「もう孝司には会えない」と断られてしまう。思いつめた表情で突然別れを告げる時音になにが起きたのか。そして時折カットバックされる暗い病室のなか、せつない表情で花火を見つめる青年医師の姿や、必死に自転車を漕ぐ孝司の姿など、“ロスタイム”に翻弄される2人の恋物語に期待が高まる。

青年医師が“ロスタイム”の時に出会った“大切な人”や、孝司と時音の恋の行方など、展開の気になる本作。今後の続報にも期待したい!

文/編集部

作品情報へ

関連作品

  • 初恋ロスタイム

    4.0
    345
    板垣瑞生が映画初主演を務める、仁科裕貴の同名小説を原作とした青春ラブストーリー
    Prime Video U-NEXT Hulu