キャラ全員のクセがすごい！『スノー・ロワイヤル』キャラポスターを独占キャッチ

『スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス』(99)や「96時間」シリーズで知られるリーアム・ニーソンが、復讐に燃える真面目な除雪作業員を演じる『スノー・ロワイヤル』が6月7日(金)から公開。このたび個性的なキャラ設定が魅力の本作の4人の主要登場人物にフィーチャーしたキャラポスターを独占入手した。

ノルウェーの鬼才ハンス・ペテル・モランド監督が、自身の監督作『ファイティング・ダディ怒りの除雪車』(14)をハリウッドでセルフリメイクした本作の舞台は雪深い田舎町キーホー。模範市民賞を受賞したネルズ・コックスマンの一人息子が、麻薬の過剰摂取に偽装されて麻薬王バイキングの組織に殺されてしまう。陰謀に気付いたネルズは組織への復讐をしていくのだが、それが思わぬ事態へと発展していくことに…。

このたび解禁されたキャラポスターは全部で4枚。リーアム・ニーソン演じる主人公ネルズをはじめ登場人物全員が異様な個性を放つ本作で、ひときわ異彩を放つ4人のクセモノたちの個性が、それぞれ短いキャッチコピーとともに表現されている。いかにも悪人のような渋い形相を浮かべる除雪作業員ネルズには、「殺し方は犯罪小説で覚えた」とのキャッチコピー。

さらにクールな表情を浮かべているエミー・ロッサム演じる警察のキムは、麻薬組織同士の抗争勃発に内心テンション上がりまくりなミーハー心を爆発。そしてネルズの息子を殺したマフィアのボス、バイキングはウィリアム・ゴールディングの有名小説をバイブルとする野性味あふれる発言を繰りだし、バイキングと対峙するネイティブアメリカンの麻薬組織の長、ホワイトブルはシンプルながらおぞましい言葉で復讐心をあらわに。

この4人以外にも、依頼をターゲットにチクる殺し屋や乙女な中年マフィア幹部、空を飛ぶために生まれてきたギャングなど、あまりにもクセが強すぎるキャラクターが大集合している本作。それぞれの個性を理解しておけば、猛烈にバイオレントながらもどこか可笑しい復讐劇の楽しさが増すこと間違いなしだ！

文/久保田和馬