伊勢谷友介らの出演が明らかに!『マチネの終わりに』に実力派キャストが集結
「日蝕」で23歳にして芥川賞作家となった平野啓一郎が2016年に発表し、累計発行部数30万部を突破するベストセラーを記録した同名小説を、『容疑者Xの献身』(08)や『昼顔』(17)の西谷弘監督が映画化した『マチネの終わりに』(11月1日公開)。このたび本作のポスタービジュアルが解禁され、6名の実力派キャストの出演が明らかになった。
東京、パリ、ニューヨークを舞台に音楽家の男とジャーナリストの女の切なくも美しい6年間の愛の物語が描きだされる本作。天才ギタリストとして名を馳せるも、現状の演奏に満足ができず、自分の音楽を見失い苦悩する蒔野聡史役を演じるのは現在主演を務めるテレビドラマ「集団左遷!!」が好評を博している福山雅治。そして蒔野と惹かれ合うパリの通信社勤務のジャーナリスト、小峰洋子役を石田ゆり子が演じる。
このたび解禁されたポスタービジュアルは、それぞれの人生を生きながらお互いを想い、そして励まし合う蒔野と洋子の情感豊かな表情が映し出されたデザインに。そして2人を取り巻くキャストとして、実力派俳優陣が集結。まず洋子の婚約者でニューヨークに住む経済学者、リチャード新藤役に伊勢谷友介。蒔野のマネージャーの三谷早苗役には桜井ユキ。長崎に住む洋子の母、信子役には風吹ジュン。
さらに蒔野を担当するレコード会社社員の是永慶子役を板谷由夏が演じ、蒔野の師匠であるギタリストの祖父江誠一役に古谷一行。祖父江の娘である奏役を木南晴夏が扮した。また音楽界から、世界が注目するクラシックギタリストの新星ティボー・ガルシアが若き天才ギタリスト役として出演することも明らかに。
緻密な人間ドラマとカタルシスを与える演出で高い評価を集める西谷監督のもと、福山や石田をはじめとした俳優たちがどのような演技を見せてくれるのだろうか。東京と、誰もが憧れるパリやニューヨークの彩り豊かな街並み、そしてクラシックギターの美しい旋律のなかで描きだされる大人のラブストーリーに期待は高まるばかりだ。