クリスチャン・ベール、悟りを開くよりもブチ切れる人生を選ぶ?

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クリスチャン・ベール、悟りを開くよりもブチ切れる人生を選ぶ?

『ターミネーター4』(09)の撮影現場でブチ切れし、スタッフに罵詈雑言を浴びせた時の録音テープが流出したため、キレやすい俳優として有名になったクリスチャン・ベールは、役柄のためにダイエットした時だけは一転して温厚な人柄になったという。

『マシニスト』(04)で一年間眠っていない主人公を演じるために30kg近く減量した時は、ツナの缶詰とりんごしか食べていなかったが、精神的にはリラックスした状態で、それまでにないほど平静になれたらしい。「精神的には、あれほど落ち着いていた時期はなかった。精神が肉体的なニーズを超越するというか。エネルギーレベルが極限まで低くなると、精神だけが全てになる。山の頂上に座っているグルのような気分になるよ」とMTV.comに語っている。しかし、たとえ精神的な平安を得られても、もう二度とダイエットする気はないそうで、「精神的には良い体験ができるけど、ジェットコースターに乗っているような人生の喜びや浮き沈みを、あの落ち着いた気分のために犠牲にする気はない」そうで、悟りを開くよりもりもり食べて、ブチ切れる人生を選んだようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】

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