池松壮亮、"赤い薔薇”に喰らいつく!『宮本から君へ』ティザービジュアルが到着
主演に『斬、』(18)の池松壮亮、ヒロインに『百万円と苦虫女』(08)の蒼井優を迎え2018年に放映された同名ドラマを映画化した『宮本から君へ』が9月27日(金)から公開される。ドラマ版に引き続き、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)などで監督を務めた真利子哲也がメガホンをとる本作のティザービジュアルが到着した。
原作は1990年に「モーニング」にて連載が開始され、1992年には第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した新井英樹の同名コミック。本作では、原作の後半をベースに、池松が演じる金もコネもないが情熱だけは人一倍ある、熱血営業マンの宮本浩と蒼井演じるヒロインの中野靖子の前に立ちはだかる“究極の愛の試練”を克服していく姿が描かれる。
到着したティザービジュアルは、原作者の新井が手書きで寄せたキャッチコピーとともに、写真家の佐内正史が、本作のために撮り下ろした澄み切った青空の下、赤い薔薇に食らいつく宮本があしらわれ、中野との愛の試練に右往左往することを予感させる。
原作者の新井は「初めて真利子くんにあった日からいま、ここまでの道のりが、まんま『宮本から君へ』でした。“映像は『宮本』好きなひとを集めたい!”と語る彼に原作者のボクは、それはその想いだけで十分と…ところが、そこに池松くんの熱が加わりさらにさらに演者・スタッフ・製作・音楽すべてにボクの想像を超えた熱情が噴きだしました。これ、“感謝”はおこがましいので関係者のみなさんの“よろこび”になっていたなら幸せです」と喜びを溢れさせる。
さらに、「エネルギーに満ちた映画なんです!25年前にボクが片付けられなかった“あのシーン”のてん末、ずっと残っていた心の罪の想いをボクのこどものような歳のふたりの演者が救済してくれました!!理屈じゃ感動できないボクには最高の贈られ物でした!!生きているってのは誰かから誰かへと想像もできない感情を生み出してくれます!!『宮本から君へ』ぜひ劇場で確かめてみてください!!」と熱いエールを送るなど、期待がさらに膨らむ。
先日、映画版の新キャストが発表され、真利子監督が「この映画の顔ぶれに微塵も悔いはありません」と語った一癖も二癖もある役者陣の共演によりさらなる注目を集め、ますます公開が楽しみになった本作。宮本の暑苦しくも切ない生き様にきっとあなたも胸を打たれるはず。極限の人間讃歌をぜひその目に焼きつけてほしい!
文/編集部