尾田栄一郎描き下ろしビジュアルが完成!「ONE PIECE」最新作、敵キャラにとんでもない能力が…!?
全世界でコミックス累計発行部数4億5000万部を突破し、ギネス世界記録も保持している世界的人気作「ONE PIECE」。その3年ぶりとなる劇場版最新作にして、テレビアニメ版の放送開始20周年を記念して制作される『ONE PIECE STAMPEDE』が8月9日(金)から公開。このたび本作から、原作者の尾田栄一郎が描き下ろした最新ビジュアルが解禁された。
本作の舞台は世界中から海賊たちが集まる祭典“海賊万博”。ルフィたち麦わらの一味が、万博の目玉「海賊王の遺した宝探し」に熱狂する裏で、“最悪の戦争仕掛け人”フェスタの魔の手が迫る…。さらに海賊たちを一網打尽にしようとする海軍の潜入捜査までもが動き始めるなか、時代の覇権を左右するお宝争奪戦はヒートアップ。そこに突如、元ロジャー海賊団で“鬼”の跡目と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入。お揃うべき脅威となってルフィたちの前に立ちはだかることに。
これまで『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(09)、『ONE PIECE FILM Z』(12)、『ONE PIECE FILM GOLD』(16)と劇場版シリーズが公開されるたびにビジュアルを描き下ろしてきた原作者の尾田。今回のビジュアルも連載執筆の合間をぬって描き下ろしたとのことで、強敵ダグラス・バレットが不敵な笑みを浮かべる姿と、火に包まれて崩れ落ちる建物の中で躍動するルフィたちの姿が描きだされている。
また、今回のビジュアル解禁にあわせて、これまで謎に包まれていたバレットの過去と最強の能力が明らかに。かつては戦場で活躍するも、とある事件をきっかけに軍部を辞任したバレットは、ロジャーの強さに憧れてロジャー海賊団の船に乗ったという過去を持つ。そして彼は、周りの武器などあらゆるものを合体させ変形させる能力を保持。さらに“覇王色の覇気”もその身に宿し、海賊王にも迫る実力をも持っているとのことだ。
そんな“国家戦力級の最悪の敵”を前に、海賊や海軍、革命軍といった垣根を超えて集まった7人のオールスターメンバー。ルフィ、ロー、バギー、ハンコック、スモーカー、サボ、ルッチ。今回のビジュアルに描かれている彼ら7人が手を取り合い、バレットにどう立ち向かっていくのか。予測不能の戦いの結末は、是非ともその目で確かめてほしい!
文/久保田 和馬