「ガルパン」最新作の舞台挨拶が開催!西住みほ役の渕上舞「ケーキの作画がすごくおいしそう!」
華道や茶道と並ぶ大和撫子の嗜みとして、戦車を使った武道“戦車道”が盛んな世界が舞台のアニメ「ガールズ&パンツァー」。その最新作である『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』が前作公開から約1年半を経て、ついに劇場公開を迎えた。初日の15日にはキャスト陣を迎えての舞台挨拶が開催。大洗女子学園戦車道チームより、あんこうチームの5人を演じる、渕上舞(西住みほ役)、茅野愛衣(武部沙織役)、尾崎真実(五十鈴華役)、中上育実(秋山優花里役)、井口裕香(冷泉麻子役)に、司会進行役としてカモさんチームの3人を演じる井澤詩織(園みどり子・後藤モヨ子・金春希美役)を加えた6人が登壇した。
井澤の進行であんこうチームの5人が一人ひとり挨拶をしていくなか、中上によるお決まりのセリフ「ヒャッホー!最高だぜえ!」で会場の熱気も一気に最高潮に。朝9時という早朝を感じさせない盛り上がりでイベントがスタートした。
前作『最終章 第1話』では、大洗女子学園戦車道チームが新たに「冬季無限軌道杯」に出場。1回戦でBC自由学園と対戦するも、相手の策略にはまり、ピンチを迎える場面が描かれた。『最終章 第2話』では冒頭から大洗女子学園とBC自由学園との激しい戦闘が繰り広げられる。
BC自由学園は隊長のマリーを筆頭に、受験組のリーダーである安藤とエスカレーター組の押田らを中心に構成されている。戦闘中にもかかわらずつねにケーキをほおばるマリーに言及し、渕上が「カヌレにフォークが入る瞬間など、ケーキの作画がすごくおいしそうだった!」とコメント。一方、茅野は同校のチームプレーに触れ「身を挺して安藤と押田がマリーを守るところは感動した」と戦闘描写を振り返った。また、本作では各学校それぞれの校風にちなんだ歌も印象的。尾崎が「歌いながら、淡々と戦闘を続けるBC自由学園は怖かった」と語るなど、少し不気味にも映ったようだ。
あんこうチームの面々も話題に上がり、井口は「甘い物に『ぐわっ』となる麻子を演じた時が一番声を張りました」とアフレコ時を振り返る。続いて、前作でBC自由学園の策略にはまる原因を作ってしまった優花里を演じる中上は「(失態を)あまり気に病んでいないのが良かった。周囲とコミュニケーションがしっかり取れていたし、仲間を信頼していた」とキャラクターの成長を感慨深かそうに説明する。
最後に来場者との記念撮影と、おなじみの掛け声「パンツァーフォー!」で締めくくられた初日舞台挨拶。『ガールズ&パンツァー 最終章』は全6話を予定している。ますます盛り上がり続ける「ガルパン」に今後も注目だ。
取材・文/トライワークス