明日死んでも良い!? “謎の男”役・高岡蒼甫がイケメン総出演ドラマの見どころを語る
豪華女優陣の共演で話題を集め、海外映画祭でも高く評価されたドコモの携帯専用放送局BeeTVで配信されたドラマ作品「女たちは二度遊ぶ」。そんな人気作の第2弾であり、旬のイケメン俳優が多数出演することでも注目されている「パーティは終わった」が、いよいよ2月1日(火)より配信されることになった。そこで今回は収録された5つのエピソード中の1本「殺されたい」に出演する高岡蒼甫に、携帯ドラマに対する思いや作品の見どころについて語ってもらった。
――携帯ドラマに出演してみていかがでしたか?
「この作品の前に、LISMOドラマの『婚前特急 ジンセイやっぱ21から』にも出演したのですが、映画やテレビドラマとは勝手が違うところが結構あって、最初は戸惑いました。でもそのおかげで“1話につき5分”という尺の中で、どのように演じれば良いのかがつかめたので、本作ではすんなりと役に入り込むことができました。それに監督が行定勲さんで、撮影現場も映画に近い雰囲気だったので、気分的にもやりやすかったですね」
――『クローズZERO』シリーズや「ROOKIES」のようなワイルドな役どころから、「猿ロック」、『さんかく』(10)のようなコミカルな役柄まで様々なキャラクターを演じられていますが、今回はこれまでとは随分と雰囲気の違う設定でしたね
「確かに今まで演じたことのない役柄でしたね。役名も“謎の男”ですし(笑)。自分が育った環境やこれまでの経験が反映されてたり、バックボーンがしっかりした役なら演じやすいんですけど、今回は仲里依紗さん演じる“十朱(とあけ)”という女性の妄想の中に出てくる人物の設定ですからね。実態のないキャラクターなんだと割り切って、考えすぎずにやりました。ガチガチに作り込んでから撮影に入ることもできるけど、そればかりだと面白くないですし」
――高岡さんの出演するエピソード「殺されたい」の見どころを教えてください
「他のストーリーとは、ちょっと趣の違うエピソードですね。僕が演じるのは、主人公とふたりで森の中に深い穴を掘り、そこに大きなトランクを埋めるというかなり謎めいた人物で、行動の目的がはっきり描かれていないんです。だけど、この物語の主人公は“十朱”という女性であって、彼女がミステリアスなものに惹かれていく過程がメインなんです。だから彼女と同じ視点で、謎めいた雰囲気を楽しんでもらえると嬉しいです」
――これまでに携帯ドラマをご覧になったことはありますか?
「実はまだ見たことがないので、この機会にどんどん見ていこうと思ってます(笑)。携帯電話の小さな画面で、自分の演技がどうやって見えるのかすごく気になりますし、視聴者の方にも気軽に見られる携帯ドラマで興味を持っていただいて、それをきっかけに映画や舞台にも足を運んでいただけたら嬉しいですね」
――では最後に2011年の抱負を教えてください
「そんなに器用じゃないので、いろんなことはできないですけど、楽しく思えることは何でもやっていきたいですね。とにかく、明日死んでも良いやって思えるくらい、全ての物事に喜びを感じながら一日一日を送りたいです」【トライワークス】