『ソラニン』の監督が再び音楽をテーマにした青春ドラマに挑戦
バンドマンの青年と彼が遺した歌を歌うことで新たな一歩を踏み出そうとする恋人とのせつないドラマを描いた『ソラニン』(10)。YUIやORANGE RANGEなどのPVを手がけ、同作で長編映画初監督に挑んだ三木孝浩が、注目の若手バンドの曲をモチーフにした作品で再び劇映画の監督に挑む。
4月9日(土)公開の『管制塔』は、2008年に音楽の甲子園といわれる“閃光ライオット”の初代グランプリに輝き、2010年にメジャーデビューするや、ライブのチケットが即完するなど熱い注目を浴びるバンドGalileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ)が初めて作ったオリジナル曲をモチーフにしたものだ。
Galileo Galileiの出身地である北海道の稚内を舞台に、中学生の少年が転校生の少女との出会いを機に、バンドを結成するようになるというストーリーで、『ソラニン』で見せたような透明感のある映像が見どころになっている。加えて、ピチレモンのメンズモデルでドラマ「クローン ベイビー」の山崎賢人と、『告白』(10)での委員長役で注目を浴びた橋本愛という期待の若手が主演を務めるというのも大きなポイントだ。
また、ミュージシャンがパーソナリティを務めるTOKYO FMの人気ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」のとーやま校長&やしろ教頭も特別出演しており、映画好きにとっても、音楽好きにとっても、この春注目の一作になるに違いない。【トライワークス】
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