キアヌ・リーブス、『マトリックス』3D続編の可能性を明かす

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キアヌ・リーブス、『マトリックス』3D続編の可能性を明かす

完結したかと思われていた『マトリックス』シリーズに、なんと2部作の続編があるとキアヌ・リーブスが明かしたと報道されている。

新作『Henry's Crime』のプロモーションでロンドンを訪れていたキアヌは、ロンドン市内の演劇学校に招かれて講演し、その後で学生たちとQ&Aを行ったようだが、その時に『マトリックス』シリーズに関する話になったらしい。米国の映画ジャーナリスト、ハリー・ノウルズが運営する映画ニュースサイトAin't It Cool.comにロンドン特派員が送った記事によれば、「キアヌはクリスマスにウォシャウスキー兄弟とランチを共にしたらしい。彼らは続編2部作の脚本のトリートメント(ストーリーの概要。完全な脚本ではない)を完成させたそうで、キアヌはネオとして『マトリックス』の世界に戻ることになる」という。

また、続編2部作は3Dになる可能性が高く、「ウォシャウスキー兄弟は、ジェームズ・キャメロン監督に会って、3Dの長所と短所についてミーティングしている。彼らはこれまで誰も見たことのないような作品を撮るつもりでいる。キアヌは、自分たちにはシリーズのファンに対し、『マトリックス』の名にふさわしい作品を作る義務があると言っていた。そして、シリーズ1作目のように、アクション映画のジャンルに革命を起こすような映画になると断言していた。ウォシャウスキー兄弟は、現在『Cloud Atlas』の仕事をしているので、それが終わり次第、また彼らと話をするそうだ」とキアヌのスピーチを聞いていたというロンドン特派員は語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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