『ライオン・キング』の賀来賢人と門山葉子、見つめ合い「サークル・オブ・ライフ」を披露!
実写もアニメーションも超えた“超実写版”『ライオン・キング』(8月9日公開)のプレミアム吹替え版スペシャル上映会が、8月8日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。声優を務めた賀来賢人、江口洋介、佐藤二朗、亜生(ミキ)、門山葉子、大和田伸也、日本版オフィシャルソング「サークル・オブ・ライフ」を歌うRIRIも登壇。ゲストによる生歌も披露され、会場は大いに沸いた。
まずは、映画の冒頭「ナー・イゴンニャマ」に合わせてダンサーが踊り出し、RIRIが「サークル・オブ・ライフ」を熱唱。続いて賀来と門山が「愛を感じて」を力強く歌い上げ、会場を熱気に包んだ。
シンバ役の賀来は「『サークル・オブ・ライフ』をまずは感じ取っていただきたい。すばらしい楽曲や映像のスケールも、間違いなく、観たことのないものになっていると思います。25年経って、時代が変わり、直接、想いや言葉が伝わらないことが増えました。SNSなどで、なかなかピュアに気持ちを伝えることができないなかで、25年ぶりに観た『ライオン・キング』では、僕は親子愛など、人間の普遍的なメッセージをすごく感じ取れました」と本作をアピールした。
ティモン役の亜生が「普段、僕は、イボイノシシみたいな相方(兄の昴生)がいます(苦笑)。今回、佐藤さんと、お笑い芸人さんのような掛け合いが楽しくて」と、プンヴァ役の佐藤二朗との名コンビについて語ると、佐藤も「今回、僕が亜生くんの胸を借りた。嘘です。俺が胸を貸した」と劇中さながらの愉快なトークを繰り広げ、会場は大爆笑。
シンバの父で偉大な王、ムファサ役を1994年のアニメーション版から続投している唯一のキャスト、大和田は「亜生くんは、イボイノシシが隣にいるからやりにくいって言ってるけど、うちは獏という動物がいるからやりにくいんだよ」と、弟の大和田獏を引き合いに出し、笑いを取ったあと「前作からそうですが、『サークル・オブ・ライフ』、命の輪。命はずっと輪でつながっている」と力強い声で訴えかけた。
取材・文/山崎 伸子