エマ・ワトソンの苦悩は続く!一流ファッションデザイナーが「知らなかった」

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エマ・ワトソンの苦悩は続く!一流ファッションデザイナーが「知らなかった」

英国エル誌主催のエル・スタイル・アワードで、栄えあるスタイル・アイコン賞を受賞したエマ・ワトソンだが、ファッションデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドの一言で、一瞬にして崖から突き落とされたような気分を味わったようだ。

ヴィヴィアンといえば、ヘレナ・ボナム=カーターなどの常連客を持つイギリスが誇るデザイナーで、エマを称えるためのプレゼンターとなるはずだったが、「彼女のことは何にも知らないのよ。プレゼンターを頼まれた時、名前を言われて、『テレビも見ないしファッション誌も見ないから、知らないわ』って言ったら、『ハリーポッターでハーマイオニー役を演じた女の子だ』って言われたんだけど、それも見ていないのよね。でも彼女は可愛いわよね」というスピーチでエマを紹介した。

トルコ人デザイナーのハカンのミニドレスで登壇したエマは、スタイルアイコンに選ばれたことに少々戸惑いながらも喜びの意を表したが、「ヴィヴィアンのスピーチで、エマは打ちのめされたような気持ちになったようです。『ハリーポッター』の世界しか知らなかったエマは、まるで世界中の人たちが彼女のことを知っているとでもいったように周囲から扱われてきたので、自分の存在も知らないデザイナーから表彰されて落ち込んでいた」と米テレビ番組インサイダーに関係者が語っている。

エマといえば、ハリポタの撮影終了後に長い髪を切ってイメチェンを図り、女優としての新たな一歩を踏み出そうとしていたが、ダニエル・ラドクリフとは違ってなかなか主演作が決まらず、ショートヘアがキャリアに妨げがあることに気がついて髪を伸ばすことを宣言したばかり。やっとの思いで『The Perks of Being a Wallflower』(スティーヴン・チョボスキー監督、2012年全米公開予定)の主演が決定して胸をなで下ろしているところだろうが、英国アカデミー賞のプレパーティーの会場に向かう車中で胸ポロ写真を撮られたり、今回の「知らない」発言を受けるなど、ちょっとした不運が続いており、ハリポタ時代では考えられなかった厳しい大人の世界で様々な試練を受けているようだ。【NY在住/JUNKO】

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