ブラッド・ピット『アド・アストラ』プレミアに1時間遅れるも、笑顔でファンの心を鷲づかみ
ブラッド・ピット主演、製作の本格スペースアドベンチャー大作『アド・アストラ』(9月20日公開)のジャパンプレミアが、9月13日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、ブラッド・ピットが登壇。1時間遅れで登場したブラッドは、JAXAが監修したというロケットのオブジェ前で満面の笑顔を見せ、ファンの心を鷲づかみした。そのあと、ブルーカーペットを歩いてファンサービスを行った。
舞台挨拶に移動したブラッドは「大きいスクリーンだね」とうれしそうに驚き「時間を割いて、この映画を観にきてくれてうれしいよ。ありがとう!」とうれしそうにコメント。
日本が大好きだというブラッドは「いつも言ってるけど、日本に来ても仕事ばかりで時間が足りない。僕は日本の方々が大好きだし、日本の文化もすばらしいと思っているし、日本の生活の仕方も大好きだ。次回こそ、絶対にゆっくりと仕事抜きで来たいよ」とリップサービス。
本作でブラッドが演じるのは、英雄だった父親(トミー・リー・ジョーンズ)の影響を受け、エリート宇宙飛行士となった主人公のロイ。彼はある時、陸軍幹部から「君の父親は生きている」という衝撃の事実を知らされる。
本作についてブラッドは「テーマはいくつかあるけど、父と息子の親子の関係性を理解すること、そして、自分自身を理解することかな。本作はアクション超大作で、アドベンチャー映画でもあるけど、本当は自分自身を探す物語だと思っている」とアピールした。
取材・文/山崎 伸子
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