窪塚洋介と松本穂⾹が料理を通じて紡ぐ運命とは?『みをつくし料理帖』より初の場面写真が解禁!

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窪塚洋介と松本穂⾹が料理を通じて紡ぐ運命とは?『みをつくし料理帖』より初の場面写真が解禁!

制作中の映画『みをつくし料理帖』の撮影現場より、待望の場面写真が届いた。本作は、高田郁による時代小説でベストセラーとして知られる「みをつくし料理帖」の劇場版映画。これまでに数々の名作、大ヒット作を世に送りだしてきた角川春樹が、77歳で生涯最後のメガホン作として選んだ作品となる。

享和2年の大阪。8歳の澪(松本穂⾹)と野江(奈緒)は、暮らし向きが違えども仲の良い幼なじみだった。「なにがあってもずっと⼀緒や」と約束を交わす2⼈だったが、その約束の夜から大阪を⼤洪⽔が襲う。時は流れ、江⼾の神⽥にある蕎⻨処「つる家」に、⼥料理⼈として働く澪の姿があった。あの⼤洪⽔で両親を亡くし、野江とも離れ離れになってしまった澪は、「つる家」の店主である種市に助けられ、天性の料理の才を⾒出されて、⼥でありながら料理⼈として働いていた。江⼾の味に馴染めず試⾏錯誤の⽇々を過ごしていた澪だったが、やがて「つる屋」の看板料理を⾒出していく。たちまち江⼾でも評判になっていく店にある⽇、吉原の扇屋で料理番をしている⼜次(中村獅童)という強⾯の男がやってきた。吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼むのだった。そして、この⽇を境に運命の⻭⾞が動き出す。果たして、澪と野江は再会を果たせるのか。

8月21日にクランクインし、順調に撮影が進んでいるなか、その熱い現場から、最速で届いた場面写真が解禁となった。本作でキーマンとなるのが、主人公の澪に料理の基本とはなにかを考えるきっかけを作る、御膳奉行の小松原で、演じるのは窪塚洋介。

解禁された場面写真は、澪が「つる家」での仕事の合間に通う化け物稲荷でのワンシーン。「つる家」の常連でもある小松原が化け物稲荷で澪と出会うシーンだ。そこに祀られている神狐の表情にどこか幼馴染の野江を想い、毎日のように手を合わせにやってくる澪。料理に真摯に向き合う澪を優しい眼差しで見守る小松原。この先、2人の運命はどんな展開を迎えるのか?

窪塚と角川監督は、今回が初顔合わせとなる。角川監督が、窪塚が出演した過去作の『GO』(01)、『沈黙-サイレンス-』(17)を見て、キャスティングが決定したそうだ。

料理に真摯に向き合い、困難を乗り越えながら運命を切り開いていく女料理人の成長と、不変の友情を描いた爽快な物語『みをつくし料理帖』。続々と豪華キャストが集結している本作については、今後の追加キャスト情報にも注目が高まっている。

文/編集部

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