ベッカム愛娘と激ヤセモデル、笑顔のショットに非難殺到のワケ
ロンドン・ファッション・ウィークが開催され、母親のヴィクトリア・ベッカムをサポートするためベッカム家が集結。ヴィクトリアの起用したモデルたちと娘のハーパーのニコニコ写真が、物議を醸している。
ヴィクトリアのインスタグラムには、米ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターをはじめ、デイヴィッドの膝に抱かれたハーパーとクルス、ブルックリンとロメオらが最前列に座っている写真のほか、自身とハーパーと2ショットの2枚の写真、そして、ハーパーがモデルたちと一緒に写っている3枚の写真を掲載。2枚はモデルとの2ショット写真、1枚は6人のモデルたちと一緒に写っている写真だが、どれもみな笑顔でとてもハッピーそうだ。
「ハーパーはぽっちゃりしていて可愛い」「セレブの子にしては、屈折せずに幸せに育っていてすばらしい」と感じる人たちが多い一方で、モデルを“痩せこけたゾンビ”と表現している人々は、「ハーパーをこんな不健康な環境にいさせるのはやめてほしい」「このままでは、ハーパーが彼女たちに憧れをもつ日も近いと思う」「一緒に写真なんてやめた方がいい。自分が太りすぎていると感じたら危険」といった、ハーパーの未来を懸念して警鐘を鳴らす人々からのコメントが数多く寄せられている。
ヴィクトリアは2010年に、「間違ったボディイメージを与えないためにも、ヤセすぎモデルは起用しない」と宣言。一方で、激ヤセモデルについて、「生まれつきヤセているのだから、ヤセすぎだからという理由で差別してはいけない」とも語っている。しかしそのようなモデルの起用は続いており、2018年にはメガネの広告に起用したモデルが、不要に激ヤセしているとしてファンの間からも非難の声があがっていた。
昨今では性別、人種、体型の問題がクローズアップされ、ブランド側も炎上しないために平等性を重視した取り組みを行っているが、ヴィクトリアの場合は、まだまだランウェイで見栄えする激ヤセモデルを起用する傾向にあるようだ。
NY在住/JUNKO