キスも命がけ?“清楚な殺人鬼”と“自殺願望のニート”の恋を描く『羊とオオカミの恋と殺人』本予告編が到着
1000万ダウンロードを突破する人気漫画アプリ“マンガボックス”で閲覧数1位を独走したコミック、「穴殺人」を実写映画化した『羊とオオカミの恋と殺人』。このたび、11月29日(金)に公開が決定した本作の本予告編と主題歌が到着した。
大学受験に失敗し絶望した黒須越郎(杉野遥亮)は、首吊り自殺を図るもあえなく失敗。その弾みで偶然にも空いてしまった穴を覗くと、美人で清楚な隣人・宮市莉央(福原遥)の生活が丸見えになり、覗きを通して宮市の虜になっていく黒須だったが、ある日彼女が部屋で行っていた殺人行為を目撃してしまう。覗きがばれた黒須は宮市に愛を告白。殺されるかと思いきや、結果彼女と付き合うことになり幸せ絶頂の黒須だが、宮市は、黒須とのデート中も構わず殺人を犯し…。黒須の運命はどうなるのか?
自殺志願のある黒須越郎役には、映画初主演となる杉野がキャスティング。『キセキ −あの日のソビト−』(17)、『居眠り磐音』(19)等、ドラマや映画、CMで活躍中の若手俳優だ。殺人鬼の美少女・宮市役には、『4月の君、スピカ。』(19)やドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」で話題を呼んだ福原が、W主演として強烈なキャラクターを演じた。監督はスラッシャー・ホラー映画の『クソすばらしいこの世界』(13)や『女の子よ死体と踊れ』(15)を手掛けた期待の新鋭、朝倉加葉子が務めた。
到着した予告編では、“自殺願望のニート”黒須が首吊り自殺を図るシーンから始まる。その弾みで空いてしまった穴を覗くと、隣室で宮市の凄惨な殺人行為が行われていた。だが、黒須はそんな“清楚な殺人鬼”宮市の虜になってしまう。
こうして出会った不器用な2人は、宮市がデート中も構わず殺人行為を行うことを除いて、一見普通のカップルのように距離を縮めていく。フジテレビ系ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」のオープニングテーマを担当したアーティスト、ロイ-RöE-が手掛けた『癒えないキスをして*』のポップな主題歌も彩りを添え、映像の前半はラブリーな雰囲気で描かれる。
だが、キスしようとした黒須に「まだだめ。殺しちゃうよ」と宮市が殺人鬼の表情で告げてから一変。後半は、宮市の殺人シーンが矢継ぎ早に映し出されるサスペンスフルな展開となる。やがて、目の前に立つ黒須に「愛してるよ」と微笑む宮市。ゆっくりと黒須が自身の腹部を見下ろすと…?
ラストには殺人行為を犯したばかりの宮市が、「だめでしょ。どんな理由があっても人を殺したら」と可憐な笑顔を披露して予告編は締めくくられる。恋か、死かという究極の選択を迫られた2人がどのような結末を迎えるのか、猟奇的ながら青春ラブストーリーである異色作に、混乱と期待が高まる仕上がりだ。
主題歌を担当したロイ-RöE-も、「ナイフに血飛沫、なのに時おりクスッと笑えてまたドキドキして…ひとつのひとつの展開に魅せられる」と語った本作。ラブコメとアクションスリラーが融合した新ジャンル、青春猟奇的ラブストーリーを見逃さない手はない。