EXOのD.O.がタップダンスで人々の心を一つに！『スウィング・キッズ』予告＆ポスター

アジア全土で絶大な人気を誇るK-POPグループ「EXO」のメインボーカルで、「神と共に」2部作などに出演するなど俳優としても活躍するD.O.と『サニー 永遠の仲間たち』(11)のカン・ヒョンチョル監督がタッグを組んだ『スウィング・キッズ』が2020年2月21日(金)から公開されることが決定。このたび、予告映像とポスターが到着した。

1951年の朝鮮戦争中、巨済島捕虜収容所に新しく赴任してきた所長は収容所の対外的イメージアップのため、戦争捕虜でダンスチームを結成するプロジェクトを計画する。収容所1番のトラブルメイカーである朝鮮人民軍のロ・ギス、4ヶ国語をあやつる満州出身の無許可通訳者ヤン・パンネ、いなくなった妻を捜す朝鮮民間人捕虜のカン・ビョンサム、ダンスの実力を持つものの栄養失調の中国人捕虜シャオパン、そして彼らのリーダーとなる元ブロードウェイタップダンサーの黒人下士官ジャクソンらによって結成された国籍や身分の異なる寄せ集めダンスチーム「スウィング・キッズ」は舞い込んできた公演のため練習を図るが…。

主演を務めるD.O.は主人公のロ・ギスを演じるため、減量や剃髪といった外見的な変身はもちろん、方言や難易度の高いタップダンスを完璧に習得するまで約5ヶ月間に及ぶ猛特訓を積むなど熱意あふれる役作りを行っている。そんなD.O.にカン監督は「俳優、D.O.の人生に運命というものがあるならば、この映画と出会う運命が必ずあっただろう。どのカットでも確信がさらに強まり、それ以上言葉が必要ないロ・ギスそのものだった」と期待が高まるコメントを寄せている。

到着した予告映像では、ブロードウェイミュージカルの最優秀ダンサーに贈られるアステア賞を受賞したトップタップダンサーのジャレッド・グライムス演じる米軍下士官のジャクソンが、所長により計画されたダンスチーム結成のためオーディションを開く様子から幕を開ける。そのオーディションの間をぬって、タップダンスを踊るジャクソンの姿を偶然目撃したロ・ギスが少しずつダンスに心奪われていく。国籍や身分は違えど「音を聞くだけで胸が熱くなる」、「タップダンスは人を夢中にさせる」という共通の気持ちをもつ若者たち5人で結成した「スウィング・キッズ」がダンスに情熱をほとばしらせ踊る圧巻の様子が展開する。しかし、徐々にダンスに反対する者たちの謀略が5人を追い詰めていく。はたして、5人は公演を成功させることができるのか、気にせずにはいられない。

あわせて、本作の第2弾特典付き特別鑑賞券の発売も決定。第1弾ではオリジナルA4クリアファイルが付いてきたが、第2弾ではロ・ギスが笑顔でダンスをする姿を描いた特製ポストカードが封入される。ファン垂涎のアイテムとなっているので、この機会を見逃さないでほしい。

デヴィッド・ボウイやビートルズの楽曲、そして往年のジャズナンバーとともにD.O.の鮮やかで迫力あるタップダンスが物語を紡いでいく本作。人種や思想、イデオロギーを超え、人々がダンスによって心がひとつになっていく様に、感動の涙が溢れることは間違いない！

文/編集部