『高校デビュー』スタッフ一同から被災者へエール!映画は予定通り4月1日公開へ
3月11日に起こった地震の影響で、様々な映画のイベントや上映、公開が中止となっている。そんな中、『高校デビュー』が当初通り4月1日(金)に公開されることが発表された。
この時期に予定通りの公開、プロモーションを行うことに対し、色々な意見もあるだろう。だが本作の出演者・関係者は、同作の持つ力、エンタテインメントの力を信じ、被災者の方々はもちろんのこと、未曾有の災害に直面している日本をこれから支えていく全ての人に元気と笑顔を少しでも届けたい、との思いから今回の決定に至ったという。
今回の公開決定にあわせ、出演者らからのメッセージが届いているので紹介しよう。
溝端淳平「たくさんの尊い命を失い、今も生活物資が足らず苦しんでる方がいる。本当に辛く悲しいことです。でもきっとみんなで協力して助け合えば乗り切れると思います。不安だとは思いますが、決して希望を捨てないで」。
大野いと「この度の地震で被災された皆様、ご家族の皆様、心よりお見舞い申し上げます。毎日地震のニュースを見て、私は生まれて初めての大きな悲しみを感じています。私の家の近くでも、コンビニ、スーパーなどで電気を半分にして節電していました。私も今できることは数少ないですが、一人がやることが何人も何十人も何百人もやると大きな力に変わります。少しずつでも節電や募金をすることが大きな力に変わることを忘れないで取り組んで行きたいと思います。これ以上、悲しい思いをする人が増えませんように。祈っています」。
菅田将暉「今、日本が大変です。自分に何ができるのか。どうすればたくさんの人を救えるか。これ以上被害が出ないよう、自分に何ができるのか。たくさんの人が必死に考え行動しています。地震が起こった時、少しでも甘く見ていた自分にいら立ちを隠せません。おそらく、これから今以上に日本の結束力が問われることでしょう。被災地の方々は精神的にも肉体的にも未知への恐怖や未来への不安など本当に辛い状況が続いていると思います。心配です。“笑顔でいてね”なんて無責任なことは言えませんが、どうか前向きに気持ちを強く持ってほしいです。少しでも力になれるよう、全てのことに全力で本気で支援して行きたいと思います。特にこれからの未来を作っていく僕ら若い人たち。これから高校デビューする人たちは特に大事な時期だと思います。天災の怖さを知った自分たちに何ができるのか。僕も一つ一つのお芝居から頑張っていきたいと思います! テレビのニュースやTwitterを見て、こんな状況下にも関わらず温かい人々の行為に胸が熱くなりました。人って温かいな、日本って良いなって。微力なことしかできない自分が虚しいです。色んなことを考えさせられました。こんな時だからこそ“ありがとう”を大切に!」。
逢沢りな「今回の震災でさらに私が感じたこと、それは命の尊さ。ちっぽけな私には節電、節水くらいしかできないかもしれません。いや、他にもきっと、もっと、力になりたい。だからどうか負けないでほしい、笑顔を取り戻してほしいと願います。震災でお亡くなりになられた方々のご冥福と、被災地の方々のご無事を心よりお祈り申し上げます」。
古川雄輝「今回の大地震で被害に遭われた方とご家族の方に心よりお見舞い申し上げます。被災地の皆様は食料不足や寒さに耐えながら大変な思いをされてると聞いています。僕にできることは微力かもしれませんが、節電など小さいことの積み重ねで一人でも多くの人の力になれるよう、今自分に何ができるか考え行動していきたいと思います。そして一日でも早く被災地の復興と、被災者の皆様、日本中の皆様の明るい笑顔が戻ってくることを心から願っています。まずは“今できること、すぐにできること”から一緒に行わせてください」。
岡本玲「日本は今、東日本大震災による計り知れない被害を受け、復興に向けて日本中、世界中から支援を受け、立ち上がろうとしています。私たち役者ができることは何だろう、と震災以来自分自身に問い続けてきました。この『高校デビュー』という作品は心から人を元気にしてくれる作品だと演者、スタッフ一同信じています。日本はこれから元気に立ち上がらないと困っている人々を救うことができません。一人でも多くの人がこの映画を見て明るい気持ちを持ち、日本が元気になってくれたら幸いです。この作品に携われたことに感謝し、一つでも笑顔が増えますように」。
塚地武雅「信じられないようなことが起こり、そして今も大変な日々が続いていると思います。僕なんかが言えることなどないかもしれませんが、気持ちを強く持って頑張ってください! 本当に本当に頑張ってください!」。
英勉監督「被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。何て言えば良いか、僕はその言葉を持ちません。ただこの映画を気持ちよく見ていただける日が少しでも早く来ることを願っています」。
こんな時だからこそ可能な方は是非劇場に足を運び、本作を通じて夢と感動、元気を受け取り、それを被災地と被災者の皆さんに届けてもらいたい!【Movie Walker】