詩情豊かに描いたアニメ『イリュージョニスト』のシルヴァン・ショメ監督からメッセージが届く
1950年代のヨーロッパを舞台に、老手品師と貧しい少女との優しく切ない愛の行方を、洗練されたユーモアとノスタルジックな映像で綴るアニメ『イリュージョニスト』(公開中)のシルヴァン・ショメ監督より、東日本大震災で被災された方々へお見舞いのメッセージが届いた。
「この度の日本、そして皆さんを襲った悲劇に、私自身、深く心を痛めています。このような困難な状況の中、品位を失わない皆さんの姿に感動しています。私は知っています、春はもうそこまでやって来ていることを。そして、桜の木は再び花を咲かせるでしょう。あなたたちは素晴らしい、皆さんのことを私たちは愛しています」。
本作は、『ぼくの伯父さん』(58)の喜劇王ジャック・タチが娘のために遺した脚本を基に、世界中で賞賛された『ベルヴィル・ランデブー』(04)のシルヴァン・ショメ監督が詩情豊かに描く人生の物語だ。【Movie Walker】
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