平岳大、窪塚洋介、本木雅弘が東京とロンドンを舞台にサスペンスを展開!「Giri/Haji」予告&場面写真到着
『検察側の罪人』(18)の平岳大、『沈黙-サイレンス-』(16)の窪塚洋介、『永い言い訳』(16)の本木雅弘ら日本人キャスト陣が出演し、『T2 トレインスポッティング』(17)のケリー・マクドナルドら英国キャストが共演するNetflixオリジナルシリーズ「Giri/Haji」がNetflixで2020年1月10日(金)から配信されることが決定。このたび、予告映像と場面写真が到着した。
日本語の“義理”と“恥”をタイトルにする本作は、東京とロンドンという異なる2つの都市をまたいで起きた殺人事件が、裏社会の重大な権力抗争へと波及していく様子を描くドラマシリーズとなっている。
抗争終結の鍵を握る日本人兄弟役を演じるのは、平岳大と窪塚洋介。父親に名優の平幹二朗を持つ平は、兄であり刑事の健三を演じる。平は本作の出演に対し「非常に練られていて、翻訳にも時間をかけ、我々も意見を述べました。そういったクリエイティブな関係の良い前例を作った、という感じはします」と語っている。あわせて、ドラマ、CMを問わず様々な作品に出演する窪塚は弟の勇人を演じる。窪塚は「リアリティがあって凄いです。普通の日本の人が観てもすごくリアリティがあるように見えると思うんですよ。そして、見たことのある日本の景色だったり、触れたことのあるカルチャーも描かれているのに、観たことのない作品ができ上がっていると思います。すごく不思議な体験をしてもらえるんじゃないかなと思います」と、本作の配信がさらに楽しみになるコメントを寄せている。また、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』(08)で主演を務めた本木雅弘は、これまでのイメージを覆す強面ヤクザの福原役で出演する。本木は「家族の絆や人間の繋がりや心の闇という普遍的なテーマに重きを置いているのが新鮮でした」とコメントし、加えて「物語の展開や回想の入り方にスピード感と独特なリズムがあって、どんな映像になるのだろうとワクワクさせてくれる脚本でした」と撮影前の時点から本作に期待を寄せていたことを語った。さらに、『グッバイ・クリストファー・ロビン』(日本未公開)のケリー・マクドナルドら実力派俳優陣も名を連ねるなど、国際色豊かなキャスト陣が集結している。
到着した予告映像では、刑事の健三が住む家へと現れたヤクザの組長の福原が「はるか遠くに誰かが池に石を投げ、その矢がようやくここまで届いたわけだ...」と意味深な言葉を贈る様子から幕を開ける。1年前に死んだと思われていた弟の勇人が生きていることを知った健三は弟を探すため渡英し、ロンドンへと向かう。しかし、勇人を捜索するなかで、健三は徐々にロンドンの闇社会へと巻き込まれていくことになる。「いったい何人が死んでるんだ?東京で!ロンドンで!お前のために!」と再会した勇人に激高する健三や「俺たちは待ってるから」と口にする男女、「あんたの家族に落とし前をつけてもらう」と脅しをかける福原など、勇人を軸に様々な思いが交錯する人間模様も垣間見える。はたして、手に汗握るような緊迫感に包まれている本作でどんな群像劇とサスペンスが展開するのか。
あわせて、到着した場面写真では、健三と勇人が夜景を背になにかを話す様子や、ケリー演じる女性と健三が誰かを探す姿、そして短刀を手にする福原を勇人が見つめる様などが捉えられており、不穏な空気と張り詰めた緊張感が漂うなか巻き起こる事件の衝撃を物語るものとなっている。
平、窪塚、本木、そしてケリーら実力派キャスト陣が繰り広げる濃厚サスペンスドラマに期待せずにはいられない!
※記事初出時、平岳大氏の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
文/編集部