小栗旬&長澤まさみが上高地で山開きに参加!長澤まさみ、目指すはエベレスト登山?
大ヒット人気漫画「岳 みんなの山」を実写映画化した『岳 ガク』(5月7日公開)に出演する小栗旬、長澤まさみが4月26日、本作の舞台である奥穂高岳など、3000m級の山々に囲まれた山岳景勝地の上高地を訪れた。
本作の舞台であるアルプスへ戻ってきたふたりは、約一年前に登った山を仰ぎ見ながら撮影時の話に花を咲かせ、アルプスを訪れた登山客たちと一緒に山開きの上高地を楽しんだ。山をこよなく愛する山岳ボランティアの青年・島崎三歩を演じた小栗は「近くで見ると、やっぱり山は力強いと感じます」と感慨深げ。小栗から「まさみちゃんも今年は山登りするって言ってたよね?」と質問された長澤は、「もちろん目指すはエベレストですよ! 無酸素登頂で!って、いきなりは無理ですけど(笑)」と、山登りに対し意欲を湧かせた。
小栗が実際に山頂に立った奥穂高岳(3190m、日本第3位)や、劇中で長澤が登山客を救助しに行くシーンなどを撮影した西穂高岳を望む上高地は、年間200万人以上が訪れるアルプスで最も人気のあるスポットだ。撮影を振り返り、小栗は「“山が大好きな人”の役をやっていたので、山にいる間はずっと楽しかったんですよね。今見える奥穂高岳の山頂に登った時も、夢中で登っていたので辛さは感じなかった。何日かを山荘で過ごしながらアタックできるタイミングを狙っていたので、山頂に行けるとなった時は『今撮らなきゃ!』という気持ちが強かったですね」と、過酷な撮影を満喫していたようだ。長野県北部警察署山岳遭難救助隊の新人女性隊員・椎名久美を演じた長澤は「『岳 ガク』では山で色々な経験ができました。今、思い出したけど、冬山の撮影はすごく眩しかったなあ」と、しみじみ。
国内登山人口1230万人ともいわれる山ブームの今、小栗からは「目標まで行かなくても、天候が悪かったり、体調が優れない場合は、迷わず下山すること。そして、服は多めに持って行った方が良いと思います」と、自身が演じた“山のプロ”島崎三歩らしい発言も飛び出した。
ふたりはその後、上高地の開山を祝い、一年の安全を願う“開山祭”に出席。アルプホルンによる音楽演奏のオープニングで始まり、祝詞奉上などの神事が行われる毎年恒例のイベントで、スペシャルゲストとして登場したふたりは、2000人の登山客に囲まれ、歓迎を受けた。また、山の神様に安全を願う“開山祭”で、小栗は「映画『岳 ガク』の大ヒットを願います」と祈願した。【Movie Walker】