オスカー受賞の名優が私生活を彷彿させる女好きの駄目男に

映画ニュース

オスカー受賞の名優が私生活を彷彿させる女好きの駄目男に

今年公開された『ウォール・ストリート』の前作となる『ウォール街』(87)で大物投資家のゲッコーを演じ、自身初のアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優マイケル・ダグラス。6月4日(土)公開の『ソリタリー・マン』では、まるで彼のプライベートを彷彿させるような男に扮している。

本作は今年66歳を迎えた彼が『ウォール・ストリート』の前に出演していた作品で、演じるのは50代後半を迎えながらも、恋人の娘に加え、娘の友人にも手を出してしまい転落していくという無類の女好きで情けない男。2000年に25歳下の女優キャサリン・ゼタ=ジョーンズと二度目の結婚をし、ふたりの子供をもうけているマイケルだからこそ、はまり役と言っても過言ではないかも。

そんなマイケルはプライベートでは咽頭がんを克服し、撮影を終えた『Haywire』(全米夏公開予定)に引き続き、スティーヴン・ソダーバーグがメガホンを握る伝記映画『Liberace』(2013年公開予定)ではゲイのピアニストに扮する予定もある。実は女だけじゃなくて、男もいける口なのかどうかは定かでないが、まだまだ健在ぶりを堪能したいところだ。【トライワークス】

作品情報へ