中川大志、恩師の山寺宏一からソニックのアフレコを絶賛され「涙出てきた」と感激
セガの人気ゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズをハリウッドで実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』(3月27日公開)の公開アフレコイベントが、2月18日にイメージスタジオ109で開催され、日本語吹替版の声優を務めるソニック役の中川大志と、悪の天才科学者ドクター・ロボトニック役を演じる山寺宏一が登壇した。朝のバラエティ番組「おはスタ」で共演経験のある2人。山寺が中川のアフレコを絶賛すると、中川は「涙が出てきた。うれしいです」と感激した。
山寺が中川について「すばらしいです。本当に“大志”たもんだと思いました」とダジャレで賛辞を送ったが、実は「おはスタ」の「たいしのたいしたもんだ!」のコーナー名に引っ掛けていたことが明かされた。
山寺は「ただのオヤジギャグだと思われた」と苦笑いしながら「本当に、彼はソニック以上のスピードで進化してると思うくらい、どんどん役者として成長していった」と称えると、中川は「うれしいです。ドキドキしました。バクバクです。山寺さんは、昔から見守ってくださっていて、近くにいてくださったからこそ、こうして一緒にやらせていただけたことは、緊張感もありましたが、うれしかったです」と感無量の様子。
また、中川は、演じたソニックについて「日本で生まれて、全世界で愛されているキャラクター。責任重大で、最初はビビリまくっていたんですが、やるからには自分らしく、この映画でしか見えない表情を伝えたいと思って、納得がいくまで何度もやらせていただきました」と全力投球したことを明かした。
山寺は「ソニックはテンションが高いから難しい。いろんな表情があるから。それを見事に演じていて、掛け値なしで本当にすばらしいし、どんどん声優をやったら、いくらでも活躍できるものをもってる。それでこのルックスですから。身長も抜かれてますので、今日は上げ底の靴を履いてます」と笑顔でコメント。
また、中川の人柄について「中学校の時から普通に大人として会話ができた。気遣いもできるし、頭もいいし、でも、無邪気さも持ってる。かっこいい大志になったけど、かわいさも持っている。そこはソニックと一緒なんじゃないですか」と褒めちぎると、中川は「いまの、そのまま記事にしてください」とおちゃめにアピールした。
取材・文/山崎 伸子