剛力彩芽、7年ぶり映画出演に「すごく緊張」水野勝はボイメン10周年で決意の言葉!
“終活”という人生最大の整理をテーマにした映画『お終活~熟春! 人生、百年時代の過ごし方~』(2021年春公開)の製作発表記者会見が3月16日にロイヤルガーデンパレス柏 日本閣で開催され、水野勝、剛力彩芽、松下由樹、高畑淳子、橋爪功、香月秀之監督が出席。久々に映画出演を果たした剛力が「すごく緊張しています」と挨拶。水野は役者業、そして結成10周年を迎える所属するグループ「BOYS AND MEN」への熱い想いを吐露した。
本作は、熟年離婚寸前の夫婦である真一(橋爪)と千賀子(高畑)、その娘の亜矢(剛力)、そして葬儀社で働く青年の菅野(水野)の姿を通して、積み重ねた人生の整理を描く人間ドラマ。
葬儀社でのセミナーや講習を受けながら役作りに挑んだという水野は、「胸をお借りして、皆さんの演技に失礼のないように真摯に向き合いたい」とベテラン勢との共演に感激しきり。剛力は「温かいアットホームな作品」とアピール。久々の女優業に緊張していたそうだが、「素敵なキャストさんに囲まれてお芝居ができた。温かく受け止めてくださるので、楽しくやらせていただいています」と充実の表情を見せていた。
また水野は、所属するグループ「BOYS AND MEN」への想いも告白。「グループが10周年に入り、これからグループの転換期に入ってくる。歌って踊るだけではなく、メンバー個人個人でなにができるのか、どれだけお客様に楽しんでいただけるパフォーマンスができるのかと考えた時に、僕はもっと演技を頑張りたいと思った」と語り、「再出発という意味では、グループと役者業を一生懸命やらせていただきたい」と力を込めた。
新型コロナウイルスの影響で、マスク姿の報道陣が駆けつける会見となったが、水野は「僕たちもライブが中止になっている。エンタテインメントに携わる身としては、早く収束してほしいということもありますが、こればかりは多くの方の健康に関わってくることなので、慌てる必要はないのかと思う。(本作の撮影)スタッフの方も気を使ってくださって、団結してこの作品に取り組んでいます」とコメント。橋爪は「退院しているなど、明るいニュースももっと出してほしい」、高畑は「私も同感」とうなずき、松下も「お互いに気をつけてケアしながら、撮影に臨みたい」、剛力は「少しでも笑顔になってもらえるような作品を届けられるように頑張りたい」と前を向いていた。
取材・文/成田 おり枝