山本譲二と吉幾三がガチ呑みイベントで下ネタ全開「あそこを見せ合いっこ」

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山本譲二と吉幾三がガチ呑みイベントで下ネタ全開「あそこを見せ合いっこ」

全米公開時は『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(公開中)の興行成績を抜くメガヒットを飛ばし、全米コメディ映画歴代オープニング興収No.1を樹立した『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』が7月1日(金)より公開される。本作の公開を記念して、酒の武勇伝では右に出る者はいないという山本譲二と、名曲「酒よ」の吉幾三がガチ呑みトークイベントを開催。悪友で飲み仲間だというふたりは、ビールやワイン片手にお酒の失敗談を暴露し合い、マスコミ陣もハラハラする放送ギリギリ(!?)の下ネタを炸裂させた。

タイトルどおり、記憶がぶっ飛ぶほどお酒を飲み、翌日大変な事態になっていたことが発覚する!という展開が爆笑必至の本作。山本と吉はいきなり「明けましておめでとうございます!」と、すでにできあがっているご機嫌ムードで登場。だ、大丈夫!? MCは女装パフォーマーのソルボンヌだが、すでに押され気味の中、イベントがスタートした。

最初からガンガンビールを飲み始める山本を見ながら、吉は「すみませんね。本当に山本、酔っ払ってるから。早いんだよ。ペースが」と、冷静さをアピール。そこで山本は吉のエピソードを披露。「吉も酔っ払うとワケわかんなくなる。島倉(千代子)さんと3人で新幹線で飲んだ時、こいつ東京駅のホームでケツ出して。島倉さんが『美しいお尻ですね。吹き出物とかありませんね』って」。

吉も続けて「先日、タンスの中におしっこしちゃったよ」と、悪びれるふうもなく笑顔で告白。山本が「うちの場合はタンスじゃなくて、クローゼット。そこでおしっこしちゃうことがあります」と、そのネタに被せる。そして「失敗だらけの人生です。山本譲二家と吉幾三家はガタガタで、治りかけのインフルエンザみたい。お互い熱は冷めたけど、“セキ”は抜けない」と、ねづっちよろしく、謎かけのようなギャグを飛ばすと会場から拍手が上がる。さすが! 演歌界のハングオーバーキング。破綻ぶりが半端じゃない!

吉は「最近、毎日記憶なくすよ。でも、それで良いの。あんたはえらいよな。歌詞カード覚えてるもん」とつぶやくと、山本は「当たり前じゃん(笑)。でも、吉は色々詩を書いてるから覚えてないの。職業病だね。でもね、こいつは詩が出ない時、泣くんです」と言うと、吉は苦笑い。山本は「俺ももの忘れがひどくて。朝起きて、何が食べたいか、ソファに座った瞬間に忘れてる。で、トイレへ行って、自分の“モノ”を見た瞬間、『あ、ソーセージだった!』って思い出すんです」と、下ネタ“舌”好調。マスコミ陣は爆笑しつつも、だんだんのけ反っていく。

山本はさらに大暴走。「吉と一緒に酒を飲むと、こいつが歌いながらお尻を見せるでしょ。負けたくないから、前を出すしかないんです。ジーパン下げてすごいでしょって」。さらに「一番おかしいのは、家の長女が吉幾三にそっくりなんです。過去のあやまちだね」と爆弾発言をすると、吉は「駄目だよ」と制すかと思ったら「お前の上の子は、俺の子ってのは間違いないんだから」と、ダメ押し状態!? い、良いのか、それで!? また、山本は「酔っ払うと、(あそこを)見せ合いっこするんですよ。ワケわからない。でも、僕の方が勝ってます」と豪語…。

最後は、吉が映画について「酔っ払って二日酔いをしても、友情を味わった」と、取ってつけたように内容をアピール。その後、吉は山本と鳥羽一郎も交えて被災地に行ったという良い話をし始めたが、感情が高ぶってか、いきなり席を離れてマスコミ席をかき分け、椅子の上に立つと、「何か必要なことがあったらやりますから言ってください!」と叫び出した。思わず会場は唖然。しかも「与党も野党もない!」などと、今の政治を糾弾し始め、もはや収拾がつかない状態に。とはいえ、最後は笑顔でフォトセッションとなり、思わずホッ。それにしても演歌の大御所ふたりの飲みっぷり、すごすぎます。ま、このオチはまさに『ハングオーバー』ってことで一件落着かな。【取材・文/山崎伸子】

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