『スタンド・バイ・ミー』の楽曲担当、本当はマイケル・ジャクソンの予定だった?

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『スタンド・バイ・ミー』の楽曲担当、本当はマイケル・ジャクソンの予定だった?

今年、製作から25周年、ロブ・ライナー監督がスティーヴン・キングの小説を基に永遠の輝きを放つ少年時代の思い出を描いた『スタンド・バイ・ミー』(87)が、HDデジタルリマスター版となり、6月22日(水)よりブルーレイとして発売される。

ブルーレイ特典の1つの「25年目の再会」というピクチャーinピクチャーで、37歳になったコリー・フェルドマンがロブ・ライナー監督への質問で、マイケル・ジャクソンが「スタンド・バイ・ミー」の楽曲を担当する予定だったということが明らかとなった。

当時、マイケルと仲が良かったコリーがマイケルから、「原題が変わる前に曲を依頼された」と相談を受けていた。「映画用のオリジナル曲を依頼したのか?」という質問に、ロブ監督は「マイケル・ジャクソンに『スタンド・バイ・ミー』の曲を依頼した。製作陣も彼の歌が気に入っていたのだが、時代設定が1959年にさかのぼることで、1960年代で時代に合っていたという理由からベン・E・キングの『スタンド・バイ・ミー』に決まった。本作公開の25年前に1位だった曲が、公開後、再び1位に返り咲いた。もしかすると、マイケルの名曲の1つになっていたかも知れなかったと」と、ロブ監督は明かし、コリー、ウィル・ウィートンのふたりから「もみ消した」と突っ込みを入れられている。

今回公開されたメイキング映像では、マイケル・ジャクソンには触れていないが、ロブ監督がジェリー・オコネルの妻がレベッカ・ローミンだと触れ、納得いかない様子が映し出されている。この機会にブルーレイでよみがえった名作をじっくり鑑賞してみるのも良いかもしれない。【Movie Walker】

■スタンド・バイ・ミー 製作25周年記念 HDデジタル・リマスター版 ブルーレイ・コレクターズ・エディション(初回生産限定)
発売中
価格:3,990円

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