大人も見習うべき！スウェーデンのエステル王女とオスカル王子がコロナ対策を披露

パンデミックを引き起こしている新型コロナウイルスは、検査が可能になったこともあり、世界的に爆発的な広がりを見せているが、現在も特効薬が見つかっておらず、世界共通の対応策は「外出を控える」「20秒間の念入りな手洗い」によって感染を防ぐことなどしか手立てがない。

そんななか、スウェーデンのヴィクトリア皇太子とダニエル王子の長女で王位継承第2位のエステル王女と弟のオスカル王子が、世界水の日にちなんで手洗いを推奨。ふたりの愛らしい姿と時代に即した試みが絶賛されている。

スウェーデン王室の公式インスタグラムには、ヘアをお団子にまとめ、白い半袖のブラウスにネックレスとブレスレットというオシャレなエステル王女と、紺のトレーナーを着たダニエル王子の手ほどきを受けながらコーデした紺の半袖のポロシャツを着たオスカル王子が、石鹸をつけて念入りに手を洗っている様子を斜め右上から捉えた2枚の写真が投稿されている。

キャプションには、「今日は世界の水の日！感染症対策で、石鹸と水で頻繁に手を洗いましょう」と手洗いを推奨する一方で、「世界中には、清潔な水を供給されていない人々が7億8500万人、30億人の人々が石鹸と水で手を洗うことすらできないのです」と、清潔な水がいきわたっていない現状も呼び掛けている。

殺伐とした世の中とあって2人の可愛らしい様子は大好評だが、それ以上に今回は、大人でも手を洗う習慣が希薄な欧米諸国の子どもたちへのメッセージとして絶賛されており、「スウェーデン王室は素晴らしい」「こういった啓もうは、王室のメンバーに求められていることだと思う」「私も見習わなきゃ」「ジョージ王子たちの手洗いの様子も見たい」といった声が寄せられている。

25日の時点での報告で、スウェーデンの感染者数は2526人、死者44人。子どもは比較的罹患しにくいとの判断から閉校になっているのは高校や大学だけだが、3月初旬には、エステル王女が通う学校で感染者が出たことから自宅学習を余儀なくされている。

NY在住/JUNKO