アンジェリーナ・ジョリー、コロナの影響を受けた米国の子どもたちへの寄付で絶賛!
アンジェリーナ・ジョリーが、新型コロナウイルスの感染拡大による学校閉鎖で打撃を受けている子どもたちを支援するため、100万ドル(約1億1000万円)を寄付。素早い行動が絶賛されている。
アンジェリーナが寄付をしたのは、“No Kid Hungry”というチャリティ団体で、通常学校給食を頼りにしている貧困家庭の子どもたちが休校によって食事をとることができなくなっている状況を受けて寄付を行った。全米では、7人に1人の子どもが飢えに苦しんでいるとされ、とりわけコロナウイルスの拡大を食い止めるためにロックダウンを余儀なくされた都市では、失業者が激増しており、状況は悪化の一途をたどっているようだ。さらに、食事を学校給食に頼っている子どもたちが2200万人に上ると言われているが、休校期間が長引くにつれ、十分な食事をとることができない子どもたちが増えているのが現状だ。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を務めるアンジェリーナは、ほかにもUNHCR、自身がマドックス・ジョリー・ピット財団を通して資金提供を行っているカンボジアの10校、ケニアのアンジェリーナ・ジョリー女子校、アフガニスタンの女子校2校に対して、コロナ感染拡大の影響下で授業が続けられるよう支援しており、いつもながらの行動には絶賛の声が寄せられている。
しかし今回とりわけ強い感謝の念を抱いているのは、米国民だろう。というのも、かねてから紛争地の難民キャンプや、マドックス・ジョリー・ピット財団を通して資金提供を行っている学校などには積極的に出向いて資金提供を行っている一方で、自国アメリカで貧困に苦しむ子どもたちや人々には目立った活動をしていなかったからだ。
もちろんどこに寄付するかは寄付する側の自由だが、こういったことが一部の米国民の間でアンジェリーナへの非難やヘイターを作りだしてきた部分もある。しかし、今回の素早い行動とアメリカの子どもたちを救ってくれたことには感謝の念しかないようだ。
NY在住/JUNKO