『サンザシの樹の下で』×アンダーグラフ「サンザシ」シンクロバージョンPVを初公開
『初恋のきた道』(00)のチャン・イーモウ監督が純愛ラブストーリーのベストセラー小説を映画化した『サンザシの樹の下で』(7月9日公開)のシンクロソングに、アンダーグラフのミニアルバム「花天月地」の収録曲「サンザシ」が決定した。
双方の作品で“サンザシ”というワードの偶然の一致から、作詞・作曲を担当しているアンダーグラフのボーカル・真戸原直人が試写会で本作を鑑賞することに。タイトルの一致以上に、“純愛”や“運命の恋”というテーマ性が重なっている本作に感銘を受け、「Synchronicity(意味のある偶然の一致) song=シンクロソング」としてタイアップすることになった。
今回の試みについて、真戸原は「音楽で何を伝えていくべきかを考え、たどり着いたのは、今も昔も変わらない純愛というテーマでした。大切な人をひたすら待ち続けなければならない運命を持った女性の心を、花の心にたとえて歌にしました。唯一の恋という花言葉を持つサンザシに魅せられた曲と映画が、限りなく近い存在であることが嬉しくて、本当に意味のある偶然のように思えました」と語っている。
シンクロソングとして決定した本曲は、既にクリエーターユニット「KAMIO-KAMICHI」が制作を担当した人形アニメのビデオクリップができあがっていたが、彼らもこの映画のテーマに賛同。新たにシンクロバージョンとして楽曲と映画の映像をMIXしたオリジナル映像が完成した。
ネットから火がついた本作の原作は、若い人を中心に広がり、中国版「世界の中心で愛を叫ぶ」と言われ、中国中の涙を誘った実話小説だ。この感動作とアンダーグラフのコラボレーション、今回初公開されたPVをじっくり見て、聞いて楽しんでもらいたい。【Movie Walker】
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