魅惑のコスプレ美女を厳選20連発!2019年冬コミは「鬼滅の刃」「ポケモン剣盾」が人気に
“史上初のゴールデンウィーク開催”ということで注目されていたものの、新型コロナウイルス感染症の拡がりに伴い、残念ながら中止となってしまった「コミックマーケット98」。Twitter上では“エアコミケ”という企画が実施され、大盛り上がりとなっていたが、Movie Walkerでも過去の「コミケ」を振り返るリポート記事を作成。5回に分けて、連載形式でお送りしてきた。最終回となるこちらの記事でも、「コミケ」を沸かせた魅力溢れるコスプレイヤーたちを20組一挙に紹介しよう。
連載第5弾となる今回は、2019年12月28日~31日にかけて開催され、過去最高となる総来場者数75万人を記録した「コミックマーケット97」をプレイバック。「コミケ」といえば、参加レイヤーの衣装を通して、その時期に流行っていた作品を分析できるのも見どころのひとつだが、「コミケ97」ではやはり、同年に爆発的なヒットを記録した「鬼滅の刃」のキャラクターに扮するレイヤーが多かった。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(10月16日公開予定)が控えていることから、今後もさらに、同作のコスプレに挑戦するレイヤーは増えていきそうだ。
また、そのほかの作品では、同じく2019年にテレビアニメ化された「Fate/Grand Order」や「アズールレーン」、劇場版が公開された「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」、全世界で1600万本もの売り上げを記録したNintendo Switch用ソフト「ポケットモンスター ソード・シールド」なども人気で、これらのヒロインに扮したレイヤーも続々と集結。
さらに、『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」III.spring song』のヒロイン・間桐桜や、バーチャルYouTuberの輝夜月、竜胆尊、連載20周年を記念して最終章のアニメ化が決定した「BLEACH」の松本乱菊など、さまざまなジャンルのレイヤーも参加していて、それぞれが思う存分、撮影や交流を楽しんでいる姿も印象的だった。
「AnimeJapan 2020」や「ニコニコ超会議2020」に加え、「コミケ98」も開催中止となり、サブカルファンにとっては悶々とした日々が続いている。現状ではGW以降のコスプレイベントも再開の見通しは立っていないが、そんなときこそ、“宅コス(イベントやスタジオに行かず、自宅でコスプレを楽しむこと)”でメイクや自作衣装のクオリティアップに励む…というのもアリかもしれない。
いままでコスプレに興味はあったものの踏み出せなかった…という人は、この機会を活かして、気になるキャラクターのコスプレに挑戦してみてはいかがだろう。
取材・文/ソムタム田井