80年代魔法少女の代表的存在、ミンキーモモが30年の時を経てスクリーンに登場

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80年代魔法少女の代表的存在、ミンキーモモが30年の時を経てスクリーンに登場

「ピピルマ ピピルマ プリリンパ♪ パパレホ パパレホ ドリミンパ♪」と魔法の呪文を唱えて18歳のお姉さんに変身し、地上の人々が夢を取り戻す手伝いをする夢の国・フェナリナーサのお姫様・ミンキーモモの活躍を描いたテレビアニメシリーズ「魔法のプリンセス ミンキーモモ」。

同作が放映された1982年は、「魔法使いサリー」(66)、「ひみつのアッコちゃん」(69)など、魔法少女アニメの金字塔的作品の再放送で洗礼を受け、「魔女っ子メグちゃん」(74)、「花の子ルンルン」(79)といった名作をリアルタイムで視聴して育った女の子たちがメインターゲットという、ある意味厳しい時代だった。そんななかでも「ミンキーモモ」は、従来の魔法少女にはない独特のキャラクターデザインと耳に残る魔法の呪文で、女の子はもちろん、当時は日陰の存在だった二次元美少女をこよなく愛するお兄さんたちをも夢中にさせたほどのビッグタイトルになった。その日本アニメの歴史を語るうえで避けて通れないミンキーモモの傑作全3タイトルが、放映から30周年を記念して「魔法のプリンセス ミンキーモモPARTY」と銘打ち、7月23日(土)からスクリーンに復活する!

今回、上映されるのは、テレビ放映終了後に制作されたOVA「魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞」(85)。そして1991年に“海底に沈んだ夢と希望の国・マリンナーサのプリンセス”という設定で新たに制作されたテレビシリーズ「魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて」のOVAシリーズ 「MINKY MOMO IN 夢にかける橋」(93)と、フェナリナーサ、マリンナーサの両モモが夢の共演を果たす「MINKY MOMO IN 旅だちの駅」(94)の2作は、今回がスクリーン初披露となる。

また、東京での上映館となるシネマート新宿では、7月23日(土)14時の回上映後に、初代ミンキーモモを演じた声優・小山茉美による初日舞台挨拶も決定している。当時、モモと一緒にテレビの前で呪文を唱えたり、彼女の何気ない仕草に胸を高鳴らせた大人はもちろん、その子供世代となる少女たちも、今なお色あせることのないモモのキュートな笑顔に魅了されることは間違いない!?【トライワークス】

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