まさかの実話!巨大人喰いサメの恐怖をリアルに伝えるパニック映画に大ビビリ
オーストラリア北東に広がる世界最大のサンゴ礁地帯・グレートバリアリーフ。極めて美しい景観を誇るこの海域だが、同時にそこは巨大人喰いサメの巣窟でもあった。そんな楽園とも地獄ともつかない場所を舞台に、乗っていたヨットが転覆し、帰る術をなくした男女5人が、血に飢えた人喰いサメに次々と餌食にされる恐怖を描いた海洋パニック映画『赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター』が8月13日(土)より公開される。
これまでにも『オープン・ウォーター』(04)、『オープン・ウォーター2』(06)が公開されてきたが、本作はこれらに続くタイトルが冠された作品。それぞれ製作国も監督も違うこれらの作品に共通しているのは、大海原に取り残されてしまった人々の恐怖を描いているという点と、全て実話を基にした作品であるという点だ。
もちろん、本作も1980年代にオーストラリアで実際に起きた事故を基に描かれており、そのためか、演出があまりにリアルでぞっとさせられる。サメの脅威 というパニック映画の王道モチーフを扱いながらも、この手の映画によくある過剰な演出はなく、いつ自分の身に起こってもおかしくないと思わせる真実味があるのだ。
また、本作は一切CGや特殊効果を用いず、全て本物のサメを使って撮影されているという点でも、強いリアリティを与える一助となっている。リアルさを追求するために実際に水中に浸かり、全身がふやけながらもサメが現れるまで長時間待ち続け、14フィートの巨大なホオジロザメをカメラに収めたというスタッフとキャストの奮闘ぶりは脱帽ものだ。
これから夏真っ盛り。海水浴シーズンは最盛期を迎えるが、この映画を見てしまったら、もう二度と海に入れなくなってしまうかも!?【トライワークス】
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