Perfumeが『モテキ』で映画初出演&森山未來とダンス!
累計180万部超の久保ミツロウの漫画を森山未來主演で映画化、突然モテ期が訪れた恋愛下手な男を描く『モテキ』(9月23日公開)でPerfumeが映画初出演を果たすことがわかった。
2010年に深夜枠でテレビドラマ化された「モテキ」だが、映画版では原作者の久保ミツロウ自らが完全オリジナルストーリーを書き下ろし、かつてない恋愛娯楽映画『モテキ』として新たに誕生させた。テレビドラマ版同様、主演を務めるのは森山だが、映画版ではヒロインを全て一新、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子を起用している。
『モテキ』を彩るのはキャストだけではない。劇中で流れるJ-POPの存在も欠かせないのだ。縦横無尽に選曲された音楽はファンを虜にした要因の一つであり、テレビドラマ版でPerfumeの「Baby cruising Love」の楽曲に合わせ、藤本幸世(森山)が踊り出すダンスシーンが話題を呼んだ。そのお決まりのミュージカルシーン「Baby cruising Love」が映画版ではさらにパワーアップ、そして何とPerfume本人が出演することに!
藤本幸世(森山)が珍しくやってきた恋に浮かれる気持ちをミュージカル風に見せるシーンの撮影では、森山はPerfumeの4人目のメンバーのごとく完全に溶け込んでいたそうだ。撮影を終えたPerfumeは、「さっきまで未來さんと踊っていたけど、まだ信じられないです」と興奮気味で話し、映画初出演についても、「自分たちの楽曲を未來さんと一緒に踊れるうえに、セリフではなく、いつもどおりのダンスをするので、緊張というよりも楽しくできました」と振り返った。Perfumeとの共演を森山は、「最初はPerfumeが踊っているのを、僕が後ろで見ているという演出が多かったんですが、『4人目にならせてください!』という気持ちで自らダンスに参加させてもらえるようにお願いしました。結果、今までの三角形というPerfumeのフォーメーションが、平行四辺形や台形になっていたのが面白かったですね」と、意外な喜びを語った。
役者・森山の姿を目の前にしたPerfumeは、「ダンス経験がかなりある方なので、覚えがとても早かったです。そして、幸世という役の設定のままダンスを踊られているのが本当にすごい。未來さんとして踊るとまた違った形になると思うので、役として表現できている点が感動しました!」とコメントを寄せ、森山はPerfumeのダンスパフォーマンスについて、「キャリアが長い方たちなので、ただ可愛いとか、ふわふわした部分だけでなく、体の見せ方や表情の見せ方をすごくよくわかっていて、姿勢と技術がすごいなあと感動しました」と感心しきりだった。
幸世みたいなサブカル好き草食系男子を、Perfumeは「大歓迎です! 素敵だと思います」とアピール、「漫画やドラマを見ていても、『何でもっと自分を出さないの!』と歯がゆい思いをしながらも、そこが面白いなあと思って見ていました」と、本作の魅力を語った。【Movie Walker】