ビヨンセ「これからは結婚生活と育児に専念できる年代」
ニューヨーク公演のチケットを発売から22秒で完売させて話題になったビヨンセ・ノウルズが、米誌IN STYLEのインタビューで、子作りに取り組む意欲を匂わせる発言をしている。9月で30歳になるビヨンセは、20代は全身全霊でキャリアに打ち込んできたが、30代は育児に専心したいと思っているという。
「18歳や19歳ぐらいの若い頃には、エネルギーと気力があるわ。そのぐらいの年齢の時は、出来る限り一生懸命に働かなければならない。だけど、今の私は一人の女性だわ。そして、これまで自分の全てを仕事に注いできたから、結婚生活に集中できる。子供を産む決断ができる。母親になって、育児に専念することができる」と同誌のインタビューで語っている。
またビヨンセは、ツアーや新譜の録音といった仕事から9ヶ月間休業したことにつき、夫のジェイ・Zと共にすごす時間を持つことは、自らの精神のバランスを保つうえで必要だったという。「妻として、夫と一緒に旅をするのは素晴らしかった。そのために、大きなチャンスを幾つも断らなければならなかったけど、私は自分自身の精神状態や、自分の人生、結婚生活、甥っ子、夫、妹、そして友情のために休業したの」と語っている。
マライア・キャリーやジェニファー・ロペスといった歌姫たちは40歳前後で母親になっているが、ビヨンセが家族ぐるみで交際しており、新たな親友と言われているグウィネス・パルトローが長女を出産したのは31歳の時だ。母親になったビヨンセが見られるのもそう遠いことではないかもしれない。【UK在住/ブレイディみかこ】
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