溝端淳平、檀れいの「素敵な声」発言にメロメロ
『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督作『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(10月28日公開)のアフレコ収録会見が9月22日に代々木で開催。本作の日本語吹替版の声優を務める檀れいと溝端淳平が登壇し、アフレコのデモンストレーションを行った。初めて共にアフレコしたふたりは、互いに「素敵な声」とほめ合った。
溝端淳平が声を当てる主人公は、田舎から出てきた無鉄砲な青年ダルタニアン。彼が、王妃の次女コンスタンスに助けを求められ、フランス最強の三銃士たちと共に、盗まれた王妃のネックレスを取り戻そうとする。檀れいは事件に絡む悪女ミレディ役だ。溝端も檀もアニメの声優を務めた経験はあるが、実写版映画の吹替は初めてだという。
「難しかったです」と開口一番に言った溝端。「アニメじゃなくて、(ローガン・)ラーマンさんのお芝居に合わせながらやるというのが初めての経験だったので。独特の吐息とか、息を吸うのに合わせるのが難しかったです」と苦労を語った。檀も「私も映像にのせるのは初めてでした。逆に、やりやすかったというか、ミラ(・ジョヴォヴィッチ)さんのお芝居に合わせて、楽しんで役を表現することができました」と話した。
共にアフレコをしたのは今日が初めてのふたり。檀は溝端の声について、「素敵な良い声をお持ちだなと」と印象を語ると、溝端は大喜び。「超嬉しいです。檀さんも強い女性の声というか、声まで完璧に役作りされていて素晴らしいなと。とても良い声。クールビューティでした」。
続いて、先日、及川光博と結婚した檀に、結婚絡みの質問が集中したため、苦笑いする檀。すると溝端が「皆さん、僕のプライベートには全く興味がないんですね? 何もないですけど」と助け舟を出す。劇中のシーンに絡めて、女性から頼み事をされた際に、キスされると断れないか?という質問に対して、「そっすね。やっぱ男のサガですね。綺麗な女性に頼み事をされると断れない。似てるところありますね」と笑顔でコメントした。
最後に映画の話に戻って、『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』をアピールしたふたり。溝端は「ダルタニアンは良い意味で生意気で向上心がある、今の若い人には少ないタイプの男性で素敵です。また、エンターテインメントとして素晴らしい映画です」と言うと、檀も「大人から子供まで楽しめる映画。個人としては、ミラさんのとてもチャーミングな小悪魔、いろんな面を持った女性の顔を見てほしいです」と語った。ド迫力の3D映像で贈る本作は第24回東京国際映画祭のオープニング作品に決定している。いち早く見たい人は、今からチェックしておこう【取材・文/山崎伸子】