ジャネット・ジャクソンの元夫が語る!「マイケル・ジャクソンは命の恩人」
2009年6月に50歳の若さでなくなったキング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンの後世は、スキャンダラスな出来事でタブロイド誌をにぎわすことも多かったが、とても人間身あふれる人物だったことを証明するエピソードが飛び出した。
マイケルの妹ジャネット・ジャクソンが18歳(1984年)の時、駆け落ちして一年も経たずに離婚した元夫で、R&Bグループ“デバージ”のメンバー、ジェイムズ・デバージが、Dr.ドリューの米人気トーク番組Lifechangersで明らかにしたもので、マイケルが自殺を思いとどまらせてくれたという。
「僕はマイケルの家の屋根の上に登って、そこから飛び降りよう(自殺)と思っていたんだ。皆が僕を止めようとあたふたする中で、マイケルだけが冷静だった。彼は僕の感じている痛みが、自分のことのようにわかったみたいなんだ。彼は、僕が誰かと話す必要があるとわかって、耳を傾けてくれた。それで僕たちは屋根の上で一晩中語り合ったんだ。そしたら僕は屋根の上にいることも、自分がそこから飛び降りようとしていたこともすっかり忘れていたよ」と語り、命の恩人であるマイケルの早すぎる死を悼んだ。
デバージは、1980年代のジャクソンズとも言われた兄弟姉妹からなる5人グループで、デビュー当時のマイケルとも境遇が似ている部分があったようだが、人の痛みがわかるということは、マイケルも様々なことを思い悩んでいたということ。マイケルにも、デバージにとってのマイケルのような存在の人物が存在していたら、もう少し長く生きてくれたかもしれないと思うと何とも残念だ。【NY在住/JUNKO】
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