タランティーノにも影響を与えた人気シリーズがR18指定となって復活

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タランティーノにも影響を与えた人気シリーズがR18指定となって復活

恋人からひどい仕打ちを受け、刑務所送りとなった女性ナミが、刑務所での凄惨な出来事を乗り越え、“さそり”として自分を陥れた男たちへ復讐を果たす。篠原とおるの劇画を梶芽衣子主演で映画化した『女囚さそり』シリーズは、クエンティン・タランティーノ監督が熱烈なファンであることを公言し、同作で梶が歌った「怨み節」を自作の『キル・ビル』(03)で使用するなど、国内外問わず人気を博しているアクション作だ。

梶主演の『女囚701号 さそり』(72)をはじめとする3作以降も新シリーズやリメイクが重ねられ、多岐川裕美、夏樹陽子、岡本夏生、斎藤陽子、小松千春、水野美紀といったそうそうたる女優陣が“さそり”を演じてきたが、この度、何とシリーズ初のR18作品として復活! セクシー女優としてDVDやグラビアなどで人気の明日花キララがナミに扮した『女囚701号 さそり外伝』が登場するのだ。

黒く長い髪型が印象的だった梶とは反対に、明日花が演じる本作のナミはショートヘアで快活なイメージ。キュートで可愛らしい姿から、復讐の鬼と化したワイルドな姿まで、様々な表情を見せ、新たなナミ像を披露している。

R18ということで、劇中ではハードなレイプシーンや他の女囚とのレズシーンなどエロティックな要素もあり、とにかくバイオレンス一辺倒だったこれまでのシリーズとは多少趣は異なるが、新時代の『女囚さそり』シリーズとして語られる一作となりそうだ。【トライワークス】

■女囚701号 さそり外伝
発売日:11月2日(水)
価格:3,990円
発売元:竹書房
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