『マチェーテ』に続くフェイク予告編から誕生!『ホーボー・ウィズ・ショットガン』の過激予告編公開
『グラインドハウス』シリーズ(07)のフェイク予告編を本当に長編映画化してしまい、昨年公開されて話題を呼んだロバート・ロドリゲス監督の『マチェーテ』。その第2弾として、超絶バイオレンスアクション『ホーボー・ウィズ・ショットガン』が11月26日(土)より公開されることが決定し、日本版予告編動画がMovie Walker先行で到着した。
物語は、列車に無賃乗車して街から街へとさすらうホーボー(流れ者)が、暴力に支配されたホープタウンにたどり着くところから始まる。そこは街を牛耳る犯罪組織が殺戮を繰り返す地獄となっており、警察もそれを見て見ぬふり。そんなあらゆる悪に対抗するため、ホーボーはショットガンを手にして、犯罪者たちを血祭りに上げていく。
本作は『グラインドハウス』のプロモーション企画である「フェイク予告編コンテスト」でロバート・ロドリゲス監督に認められ、見事に大賞を受賞した作品。カナダでは『マチェーテ』などと同じく、本編の『グラインドハウス』に合わせて上映され、今回の長編化に至ったという。そして、あの『ブレードランナー』(82)でレプリカントのリーダー役に扮し、ハリソン・フォードと激闘を繰り広げた個性派俳優ルトガー・ハウアーが、主役のホーボーを怪演しており、こちらもファンには見逃せない。
インディペンデント出身で、本作がデビュー作となる新人ジェイソン・アイズナーが監督を務めるが、ロドリゲスが認めただけあって、内容はかなり過激で強烈だ。ショットガンが火を噴き、大量の血しぶきが飛び散るのは当たり前。臓器が散乱したり、男性器を銃撃したりと、R18+指定の壮絶なショック描写が5分に一度の割合で連続するというのだから『グラインドハウス』シリーズファンにはたまらないはず。まずは今回解禁された予告映像を見て、公開を心待ちにしてほしい。なお、予告編とはいえ超バイオレンスな仕上がりとなっているので、残酷描写が苦手な人はくれぐれもご注意を!【トライワークス】