トム・クルーズが『Rock of Ages』でミュージシャンに挑戦したのは妻の影響

トム・クルーズが『Rock of Ages』(全米2012年6月1日公開)で伝説のロックスター、ステイシー・ジャックスを演じたのは妻ケイティ・ホームズの影響だそうだ。

完璧な準備で危険なアクションシーンにも自ら挑むことで有名なトムは、「映画の中で歌を歌うことも危険なアクションシーンを演じるのと同じくらいすごいリスクがある。だけどケイティのおかげで、歌やダンスの世界に興味を持つようになったんだ。ケイティは素晴らしいダンサーで、『ダンスのクラスを一緒に取りましょう』って言われてクラスを取ったのがきっかけで、『トロピック・サンダー』で演じたレス・グロスマンのアイデアが浮かんだんだ。すごく楽しいから続けているんだけど、ケイティがずっと『ミュージカルに挑戦するべきだ』って言い続けてくれたから、この役に挑戦する気になったんだよ」と、ロサンゼルス・タイムズ紙に語っている。

ケイティといえば、トムのキャリアがケイティと結婚してから急下降したこともあって、さげまん妻のイメージが強い。しかし、今作で披露したトムの歌唱力は共演者のメリー・J・ブリッジからのお墨付きを得ているうえに、『Ray レイ』(04)のジェイミー・フォックス、『クレイジー・ハート』(09)のジェフ・ブリッジスなど、実在のミュージシャンを演じてアカデミー賞主演男優賞を受賞する俳優も多いことから、トムが新境地で成功を収めれば、ケイティは一気にあげまんン妻に変われるかもしれない。【NY在住/JUNKO】