第7回東宝シンデレラの上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波、小川涼が女優への一歩を

映画ニュース

第7回東宝シンデレラの上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波、小川涼が女優への一歩を

第7回東宝シンデレラオーディションの受賞者、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波、小川涼の4名がそれぞれ初主演を果たした“ココロがほっとあたたまる”ショートムービー・空色物語『虹とシマウマ』『ニケとかたつむり』『アリと恋文』『王様と羊』の4作が完成し、2012年3月23日(金)にDVD発売されることが決定。発売を記念し、11月29日にキャストの上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波、小川涼と三木孝浩監督が舞台挨拶を行った。

本作は『ソラニン』(10)、『僕等がいた 前篇』(2012年3月17日公開)、『僕等がいた 後編』(2012年4月21日公開)などの三木監督がメガホンを取り、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『つみきのいえ』のROBOTが制作を手掛け、主題歌はその音楽性と映像世界が国内外で非常に高い評価を得ているロックバンド・andropが各作品に提供している。女優の卵ともいえる4人の演出を行った三木監督は「まだ芝居が固まっていない女優さんを演出するのは本当に楽しいです。芝居をやる度に違う表情を収めるのも、撮影の回を重ねるごとに演技が良くなっていくのも、その成長過程を見るのも楽しかったです」と目を細めた。

『虹とシマウマ』の主演を務めた上白石萌歌は「初主演で戸惑いや不安がありましたが、次第に緊張がほぐれて楽しく撮影できました。これからの課題も見つかりました。将来は長澤まさみさんのような同じ現場にいて、お日様みたいにみんなを笑顔にできるような女優さんになりたい」と、目標とする女優の名前を挙げた。『ニケとかたつむり』主演の上白石萌音は「共演した同じシンデレラの兼尾瑞穂さんと撮影の合間におしゃべりをしたり、一緒に練習をしたりして、本当に楽しくやらせていただきました」と撮影を振り返り、「歌とダンスが大好きなので、お芝居や歌や踊りをやってたくさんの人が笑顔に元気になれる女優さんになりたい」と目を輝かせた。『アリと恋文』主演の浜辺は、完成作品を目にし、「画面に私の顔のアップが映って夢みたいです。自分の出ている作品を見るのはすごく緊張しました」と実感のないようだったが、「将来は明るくて裏表のない優しい女優さんになりたい」と誓った。『王様と羊』主演の小川涼は「様々な場面によってたくさんの演技ができたことです」と撮影で楽しかったことを明かし、「自分の作品を見て瞬きが多かったのでこれから気をつけたい。温かい雰囲気のある松嶋菜々子さんみたいな女優さんになりたいです」と反省点をあげた。

1984年に東宝創立50周年の記念イベントとして第1回が行われてから26年。時代を映す多彩な女優を数々発掘してきた東宝シンデレラ。今年、TOHOシネマズにて行われたオーディションで受賞した4名は、本作の初主演に抜擢される他、カルピス社「ほっとシリーズ」の交通広告の起用が決定し、11月30日より展開中だ。活躍の場を広げ、今後への期待が高まっている。【Movie Walker】

■「上白石萌歌 虹とシマウマ」DVD 2,940円
■「上白石萌音 ニケとかたつむり」DVD 2,940円
■「浜辺美波 アリと恋文」DVD 2,940円
■「小川涼 王様と羊」DVD 2,940円
発売:2012年3月23日(金)
発売元:東宝 映像事業部
作品情報へ