東野圭吾が絶賛！韓国版『白夜行』日本公開は2012年1月7日

堀北真希×高良健吾主演で映画化された、東野圭吾の人気同名原作「白夜行」。その韓国版となる『白夜行 白い闇の中を歩く』が2012年1月7日(土)に日本公開されることがわかった。本作について、東野は「韓国映画のレベルの高さに驚き、感激しました。まさしく『白夜行』でした。ストーリーは大胆に簡略化されていましたが、私が是非描いてほしいと思っていた世界が、実に見事に、さらには忠実に映像化されていました」と絶賛のコメントを寄せている。

密室となった廃船で、質屋の店主が殺された。決定的な証拠がないまま、事件は容疑者の死亡によって一応解決をみる。しかし、担当刑事のハン・ドンスだけは腑に落ちないでいた。容疑者の娘で、子供とは思えない妖艶な魅力を放つ少女イ・ジアと、被害者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年キム・ヨハンの姿がいつまでも目蓋の裏から離れないのだ。やがて成長したふたりの周辺で不可解な事件が立て続けに起こり、意外な関係が姿を現し始める。

その美貌で人を惑わし、破滅へと導く究極の悪女に成長する容疑者の娘を演じるのは、『私の頭の中の消しゴム』(05)のソン・イェジン。闇を抱え、謎に包まれた被害者の息子には、今後の活躍が期待される実力派若手俳優コ・ス。愚直に、そして着実に真相に迫る刑事には、『シュリ』(00)、『二重スパイ』(03)のハン・ソッキュ。韓国を代表する豪華キャストを迎え、斬新な解釈ながらも、原作の世界観を見事に再現、誰も見たことのない唯一無二の『白夜行』になっている。原作者も認めるその出来栄えを是非スクリーンで確かめてもらいたい。【Movie Walker】