2011年、英国映画界の5大事件とは?
英版ハフィントン・ポストが、2011年の映画界の5大事件を振り返る記事を発表している。
同記事によれば、1位は『ハリー・ポッター』シリーズの終焉。英国のティーンたちは、同シリーズと共に育ったと言っても過言ではない。10年間続いた大人気シリーズの主役たちもすっかり成長し、俳優としての大きな岐路に立っている。主演のダニエル・ラドクリフは「ゲイリー・オールドマンのような俳優を目指す」と今後の抱負について語ったばかりだ。
2位は、久々に英国から出たヒットコメディ映画の『The Inbetweeners Movie』。テレビ番組の映画化ながら、英国では今夏最大のヒット作となり、国内で史上最高の興行収益を上げたコメディ映画になった。
3位は、英国人俳優コリン・ファースのアカデミー賞主演男優賞受賞。ロンドン市内を自転車で移動する地味なオスカー俳優の誕生を国民が祝福した。4位は、シリーズが完結に向かうにつれ、さらに勢いが加速してきた『トワイライト』旋風。『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーンPART1』でクリステン・スチュワートが着たウェディングドレスのコピーが販売されたり、同作の出産シーンが発作の原因になることが報道されるなど、何かと話題になった。
そして、5位は『ブラックスワン』。ナタリー・ポートマンがアカデミー賞主演女優賞を受賞したこの映画は、レッグウォーマー、レオタードなどのアイテムを含め、バレリーナ風ファッションの流行を生み出した。【UK在住/ブレイディみかこ】
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