デビッド・ベッカム、家庭の事情でパリ・サンジェルマン移籍を断念

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デビッド・ベッカム、家庭の事情でパリ・サンジェルマン移籍を断念

昨年、デビッド・ベッカムがフランスのサッカーチームで、リーグ・アンのパリ・サンジェルマンに移籍すると伝えられたが、どうやら家庭の事情で断っていたようだ。

昨年までベッカムはロサンゼルス・ギャラクシーでプレーをしていたため、妻のビクトリアをはじめとして、4人の子供たちはアメリカに生活拠点を置いていたが、昨年末、フランスのル・パリジャン紙が、「デビッドが、1年半契約の報酬約15億円でパリ・サンジェルマンに移籍する」と報じたため、フランスに移転するものと考えられていた。

しかし、フランスの週刊誌レキップにサンジェルマンのスポーツディレクターが明らかにした話によれば、「彼との契約話は打ち切られました。仕事上の問題ではなく、家族の問題です。私はデビットを良く知っていますが、プレーヤーとしてだけではなく、父親として尊敬しているので、彼が家族のことを考えるとパリに移住するのは難しいと考えるのは理解できます」

「デビッド本人がギャラクシーでの確固たる地位を築いているのもありますが、3人の息子たちもすっかりアメリカの文化になじんでいて、英語もアメリカのアクセントになっているそうですし、試合の間にアメリカの国家を斉唱しているほどです。また妻のビクトリアもロサンゼルスのソサイエティに根を生やしていて、デザイナーとして活躍しているので、その生活を奪うことはできないのでしょう。また、トム・クルーズ、ケイティー・ホームズ夫妻やエバ・ロンゴリアなどの親友もいるので、残念ながら、家族のために彼らが拠点としているロサンゼルスから離れるつもりはないようです。彼にとって家族が一番大事で、その意思は変わらない」という。

デイリー・メール紙によれば、サンジェルマンのトップもこの報道を認めており、家族思いのデビッドとこれ以上交渉の余地がないと判断したようだ。【NY在住/JUNKO】

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