マドンナ、アメフト選手の気分!怪我を克服してスーパーボウルに臨む
現地時間2月5日(日本時間2月6日)、フットボールの王者を決めるアメリカスポーツ界の最大イベントNFL第46回スーパーボウルがインディアナポリスで開催されているが、ハーフタイムショーでパフォーマンスをしたマドンナがリハーサル中に怪我をしてたことがわかった。
53歳のマドンナは、監督作『ダブリュー・イー(原題)』(日本今秋公開)のアメリカ公開や、歌曲で第69回ゴールデングローブ賞を受賞するなど、映画界でも超多忙な毎日を送りながら、歌手生活においては最大のイベントとも言える12分間のパフォーマンスのために完璧な準備を行ってきた。
その過程でマドンナは、ひざの後ろの腱を痛め、マイクに鼻をぶつけるというアクシデントがあったそうだが、「たくさん温めて、テーピングもして、超音波も当てたので鼻はよくなりました。やるべき全てのリハビリとフィジカルセラピーをしたら、後は肉体に勝る精神力、気合でことに臨むのみ。まさにフットボールの選手になった気分です」と直前のインタビューでWENN.COMに語っている。
ハーフタイムショーといえば、これまでにもU2、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズなど大スターがパフォーマンスをしている。昨年の視聴者は全世界で1億6200万人、アメリカで最大の視聴率を誇るとあって、大スターのマドンナと言えども、プレッシャーは並々ならぬものがあったようだ。しかし、さすがはマドンナ! 当日のパフォーマンスでは、そんな様子は一切見せなかった。
元レオナルド・ディカプリオの恋人ジゼル・ブンチェンの夫で、ペイトリオッツの大スター、QBのトム・ブレイディの的確な判断によりハーフタイム終了直前にジャイアンツを10-9で逆転するというドラマが生まれ、大いに盛り上がった会場に現れたマドンナは、まさにクレオパトラ。中世を思わせるゴールドのド派手な衣装と舞台で「ヴォーグ」を熱唱した後も、チアガール風、ゴスペル歌手風と衣装をチェンジしながら、ハイヒールのブーツでダンスと約5曲を歌いきり、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。【NY在住/JUNKO】