ホイットニー・ヒューストン、バスタブで溺死?複数の処方薬の瓶も

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ホイットニー・ヒューストン、バスタブで溺死?複数の処方薬の瓶も

2月11日に死去したホイットニー・ヒューストンの死因について、芸能情報サイトTMZをはじめとする複数のメディアが、バスタブでの溺死の可能性が高いと報じている。

TMZによれば、ビバリーヒルトンホテルから通報を受け、ホイットニーの部屋に救急隊員が駆けつけた時には、既にホイットニーの体はバスタブから出された後で、床の上に横たえられていたという。救急隊員が蘇生を試みたが、午後3時55分に死亡が確認された。今のところ、部屋から違法ドラッグは発見されていないが、複数の処方箋薬の瓶が見つかっているという。

また、英紙デイリー・メイルによれば、バスタブでホイットニーの遺体を発見したのはボディガードだそうで、前日の夜、ホイットニーは同ホテルのバーで友人たちと「大声でしゃべり、泥酔するまで飲んで、パーティーしていた」という。

11日夜には、ホイットニーを発見してデビューさせた音楽プロデューサー、クライヴ・デイヴィス主宰のグラミー賞プレパーティーが行われており、ホイットニーも出席する予定になっていた。彼女の遺体がまだ4階の部屋に横たわっているホテルの階下で、ブリトニー・スピアーズやキム・カーダシアンなどが華やかなドレス姿でレッドカーペットに登場する姿は、何ともシュールな状況だったいう。

主宰者のクライヴは、パーティーで「ホイットニーは、何度もこのステージで素晴らしい歌を披露した。彼女は音楽が鳴り続けるのを望んでいたはずだ」と出席者たちに語ったそうで、着飾ったスターたちがパーティーを楽しんでいるホテルから、往年のポップス界の女王の遺体がひっそりと運び出される光景は、映画のラストシーンのように劇的だったに違いない。【UK在住/ブレイディみかこ】

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