故ホイットニーの亡骸写真公開に非難の声
棺の中に横たわっている故ホイットニー・ヒューストンの亡骸の写真を米タブロイドのナショナル・エンクワイアラーが一面に掲載し、非難の声を浴びている。
本人の一番好きな服だったという紫色のドレスを着て、ダイヤのイヤリングとブローチを付け、ゴールドのスリッパを履いている故ホイットニーの写真につけられた見出しは“ホイットニー、最後の写真!”。同誌によれば、この写真は、葬儀の前日に当たる2月17日に、親族や親しい友人のみを招いて行われた通夜の席で何者かが撮影したものだという。通夜に招かれた人々か、葬儀ホームの従業員の誰かが亡骸をこっそり撮影してタブロイドに売ったものと考えられているが、写真の出所は一切明かされていない。
通夜が行われたウィガム葬儀場の経営者は、英紙デイリー・メイルの取材に対して「故人のご家族とこの件についてお話させていただきました。彼らから、コメントを控えるようにと言われています」と語ったという。
ナショナル・エンクワイアラーがこの衝撃的な写真を公開したことについて、ツイッターでは「間違っている!破れ!」「何ということだ!」「亡くなってからもホイットニーにはプライバシーがない。例によってナショナル・エンクワイアラーは汚い」などの非難のコメントが続々と寄せられているという。【UK在住/ブレイディみかこ】
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