『長ぐつをはいたネコ』で声優初挑戦のサルマ・ハエック、セクシーヒロインの魅力語る

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『長ぐつをはいたネコ』で声優初挑戦のサルマ・ハエック、セクシーヒロインの魅力語る

卵のハンプティ・ダンプティとフワフワの肉球を持つ謎の美女猫キティと共に伝説の秘宝を求める主人公・長ぐつをはいたネコの冒険を描いた3Dファンタジー『長ぐつをはいたネコ』(3月17日公開)。本作で、ヒロインのメス猫キティの声を務めた、サルマ・ハエックのインタビュー映像がMovie Walker独占で公開された。本作で声優に初挑戦したサルマ・ハエックは、インタビュー映像でキティの特徴や本作の見どころを語っている。

キティ・フワフワーテはドリームワークスアニメーション初となるセクシーヒロイン。盗みのプロで、セクシーな魅力で主人公プスを誘惑するメス猫だ。サルマは「フワフワーテという名前にはやり手の泥棒という意味が込められているのよ。この手が良い仕事するんだもの」と、フワフワの肉球を自慢げに語り、プスとキティの関係を「プスと初めて会うのは、キティが盗みに入ろうとした時よ。同じものを彼も狙っていたの。結局、お互いににらみ合って、仕事はお流れ。そして、私たちは喧嘩を始めるの」と、登場当初は敵対していたことを明かす。

実はキティのフワフワの肉球についてはエピソードがある。それは、キティのキャラクター設定当初からこの特徴があったわけではなく、レコーディングがある程度進んでから付け足されたこと、そして、この特徴は過去を克服すべき障害として加えられたことだ。本編ではキティの過去についても紹介しており、プスにも負けない力強さとキャラクターの奥深さを感じさせるのは、どうやらこの過去から来ているようだ。そんな力強い二匹のアクションシーンについて、サルマは「迫力のアクションシーンに引き込まれるわ。つまらない場所なんて一つもないのよ。次の展開が予想できるのもあるけど、この映画では絶対無理。思いもしない方向に進んで行って、そこには必ずアクションが待っているの。すごくパワフルな映画よ」と、その魅力を語る。

メキシコを代表する女優サルマ・ハエックは、アントニオ・バンデラスと初共演を果たし、高い評価を得た『デスペラード』(95)でセクシー女優として一躍ビックスターとなった。その後は『フリーダ』(02)で主役を演じ、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞にノミネート、女優としての地位を確立させた。さらに2006年からはアメリカで放送されたドラマ「アグリー・ベティ」の製作総指揮として、容姿がいまいちな主人公ベティが巻き起こすロマンティックコメディの舵を取り、豊かなユーモアセンスで作品を大ヒットさせたマルチな才能の持ち主。今回、声優初挑戦ながらも、サルマ自身のセクシーさや、ユーモアセンスがキティにも活かされていると製作陣から大絶賛の評価を受けている。本作ではベティとは真逆な位置付けであるキャラクターをプロデュースしたサルマだが、いったいどのようなユーモアセンスをキティに吹き込んだのか、期待が寄せられている。プスにも負けない個性豊かなセクシーヒロインに注目だ。【Movie Walker】


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